ただいま ページ1
「このクソウニ!!」
「いや、キミの運が悪いんでショ」
「この野郎が…ぐ、また稼いでくる」
「いってらっしゃーイ」
『…』
カチッカチッ
「……アノサ」
「そこに誰かいるよネ。
ここで煙草吸わないでホシイんだけド」
『…』
「おーい?」
『ははっ』
「!?」
『ちわーっす。久しぶり』
「な、なん、なんデ」
『すげぇ同様っぷりだね♪』
「A…」
『うおっ』
「今まで、ドコ行ってたノ…」
『いや、まぁそこらへんと言いますか。』
「そこらへんで音信不通で
数年間も会えないことないでショ!!」
『…ごめんね〜お姉さんも色々あんのよ』
「心配スルデショ…」
『とりあえず。ダウニー』
「何」
『好きな人できた?』
「…は?」
『え、まってその反応ガチ?』
「なわけないでショ。俺はA一筋なノ」
『あっそぉ。テかさ、
他のイカに見られてるけどいーの?』
「エ゛」
「ニヤニヤ」
「ダウニー、お幸せにね」
「誰?」
「お前彼女いたんだな」
「うっわサイアク」
『御愁傷様』
「Aのせいでショ」
『あはは』
「こいつ本当にイカか?」
『イカですけど』
「いやイカにしてはデカイなと」
「ちょっと!!失礼でしょ!!」
『大丈夫大丈夫。言われ慣れてるからさ』
「いや、
ウチの蛸が本当にごめんなさい!」
『お姉さんそういうの気にしないからさ〜』
「ほら、気にしてないってさ」
「てめぇは反省しとけよ」
『面白い子だねー♪』
「A」
『ん?』
「こっち」
『あぁ、ふふっじゃあ皆またねー』
「ちょ!」
「急に行っちゃったね」
「Aさんか。いつかバトルしたいな」
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作者名:僕っ子くん | 作成日時:2023年5月21日 9時