美男ですね・・・その後[５]〜柊とあなたの恋物語〜

☆171 デート　柊side ページ34

勇気「ハッピーバレンタイン♪」

ハイテンションなヤツ

星奈「ハッピーバレンタイン♪」

星奈ちゃんもだ

美子「楽しそうですね」

キッチンから顔を覗かせる美子

美男「良いことでもあったのか？」

光平「まさか…翔央に会ったとか！？」

柊「え！」

ハーブティーを淹れていた俺も

思わず立ち上がる


廉「どうかしたか？」

美子「鈍すぎです…」

廉「なんか言ったか？」

美子「いいえ」



星奈「会えるわけ無いでしょ！日本に居ないんだから！」

笑顔で笑う

本当に知らないんだ…

日本に帰ってきてること


ガタガタ

皆が立ち上がり、出掛ける準備をはじめる

柊「どこかに行くの？」

勇気に聞いてみるも、無視

聞こえなかったらしい

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星奈「いってらっしゃーい^o^)／」


玄関で、俺と彼女で皆の見送り

柊「みんな、どこ行ったの？」

まだ怒っているかな？

と思いつつ、聞いてみる

すると、彼女は前を見つめながら

星奈「美子さんと廉さんはデート、美男さんはNANAとデート、勇気さんもハルちゃんとデート、お兄ちゃんも弓子さんとデートです」

柊「みんな、デートか」

星奈「バレンタインですから」


みんな、デートか…

いいなぁ、俺も星奈ちゃんとデートしたい


気が付くと、隣に彼女の姿は見当たらない

星奈「柊さん！何してるんですか！早く出かけましょう！」

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