16話 ページ16
『私のパソコンはここからアクセスしてませんから。ウィルス対策フルの状態です。』
そのおかげでちょっと微妙なアプリとか入れられなくて困るけどね。
さてと。
『私はいろいろとやってみます。刑事課の皆さんは殺人事件の犯人を見つけてください。』
「ちょっと待て。なんで東雲が指示する？」
「副署長、東雲は警視庁サイバー班の元チーフです。ここは任せたほうがいいかと。」
『USB調べさせてくださいね。....なるほど。山田さんのパソコンは？』
「これです。」
これなら、行けるか。
「A、頼むから違法捜査だけはするなよ。」
『はいはい。』
「ちょっと、東雲さん接続して大丈夫なんですか？」
『大丈夫です。犯人は、山田さんのパソコンからデータの取り込みをしてるはずなので、簡易的なウイルスソフトを山田さんのパソコンに移植して、犯人に取り込ませれば。』
「A、それ違法捜査じゃ。」
まあ、細かいことはいいじゃん。緊急事態だし。
来た来た。
『犯人のパソコンの情報を入手しました。IPアドレスから割り出された住所はここですね。行ってみてください。』
あとは、犯人のパソコンを動作できないようにしたから、
「パソコンがもとに戻りました。データも無事です。」
よし。これで、もとに戻ったね。
『じゃあ、私は交番に戻るので、また何かあったら、連絡ください。』
＠交番
「東雲、お帰り。どこ行ってたの？」
『あー、ちょっと署に用事があって。』
「そっか。」
(町山捜査から町山交番。殺人事件の容疑者が裏で半グレ組織と関わりがあることが判明。至急ガサ入れに踏み込むので、応援を要請する。)
やっぱりそっか。
あのアイデアを一般人ができる確率低いもんね。バックにそういう組織がいるって考えるほうが自然。
『じゃあ、私残るんで、藤さんたち行ってきてください。』
(町山捜査より町山交番東雲。IT機器を扱う可能性があるので、同行せよ。)
えー。
『めんどくさい。』
「うん。東雲くんね、本心が口からでちゃってるからね、しっかり隠そうね。」
『すみません。』
だってさ、ちゃんとした会社のガサ入れはものがきれいに置かれてるからすぐ終わるけど、半グレって反抗するし、部屋汚いし。
あ、でも私はパソコンだけ見てればいいなら楽かも。
「川合、東雲、行くよ。」
「はーい。」
『今行きます。』
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みおな - Candydarlinさん» ありがとうございます！嬉しいです。拙い文章ではありますが、今後も温かい目で見守っていただけたら嬉しいです。 (2021年10月4日 7時) (
レス) id: 432915db26 (このIDを非表示/違反報告)
Candydarlin - 私もハコヅメにハマって、夢小説待っていたので、面白いお話を書いてくださって嬉しいです！更新待ってます！ (2021年10月3日 23時) (レス) @page13 id: c58da712a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みおな | 作成日時：2021年9月17日 12時
