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トントンの家からだいぶ離れた所で、しっかり掴まれた腕に痛みを感じてきた
「コネシマ、腕痛い…」
「あっぁあすまん、てかなんでトントンとおったん?家帰って部屋にAおらんかったからめっちゃ焦ったんやで」
毎日、家でシッマの帰りを待っているのが当たり前だと思わないで欲しいね
甘い甘いくどい匂いを連れて帰ってくるのを迎え入れる、こっちの身にもなってほしい
そしてわたしはこの言葉を投げかけた
「今日、何の日か覚えてる?」
ネチネチした女みたいな言い方になってしまって少し後悔したが、まぁいい
コネシマは頭にクエスチョンマークを浮かべ
「今日?何かあったっけ」
と間の抜けた声で返事を返してきた
「はぁ、もういいよ…風俗行ってきなって、私トントンとこ戻る」
私は逆戻りしようとくるっと向きを変え歩き出す
この男に期待なんてしちゃ駄目だな、
「はぁあ!?何言っとんのや!?行かせる訳ないやろ!!」
「…今日、結婚記念日…覚えてなかったでしょ?」
ぁっとコネシマは声を漏らし、私にキスをした
「悪い、忘れてた…でも、お前の事好きやから。もう他の奴のとこ行くなよ…?」
犬のような、と例えたらいいのだろうか
くぅんという声すら聞こえそうな表情でこちらをみるのだから、ついつい許してしまうんだろうな…
「いいよ、今回は許してあげる…またこんな事があったら、本当にとんちと浮気するからね」
私が笑顔で言い放ったものだから、コネシマは青い顔して笑っていた
遊び上手なあなたの本命
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うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - ウケさん» コメントありがとうございます(´ー`)褒めて頂き、嬉しい限りです!更新頑張らせて頂きます! (2017年7月3日 21時) (レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
ウケ - いつも更新楽しみにしてます!どの話も素敵で・・・更新頑張って下さい! (2017年7月3日 18時) (レス) id: 8c0ab5ece7 (このIDを非表示/違反報告)
うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - たかちんさん» コメントありがとうございます(´ー`)応援して下さっているなんて感謝感激です!今後とも精進するので、よろしくお願いします! (2017年6月12日 17時) (レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
たかちん(プロフ) - いつも応援してます!更新楽しみに待ってました(^o^)トントンの小説わくわくしながら待ってます!! (2017年6月12日 16時) (レス) id: d1b7bc89b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うぉっしゅ蜜柑 | 作成日時:2017年5月20日 2時