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｢えっ…ぁ、そっそうなんや、Aって言うねんな、よろしゅう｣
動揺が隠しきれず、言葉が思うように出てこない
普段ならもっと上手く会話を続ける事が出来るのに。
じーっと奴は見つめてくる、まじまじと僕をみて、はぁっと息を吐く
｢お兄さん誰かと私を重ねてるでしょー？分かりやす過ぎ、何かあったの？｣
そういえば彼女も人の顔色を伺うのが上手だったな、ひとしきり話してしまおうという気持ちになり、彼女に似ている女に最近あったこと全てを話した
彼女をほったらかしていたこと
他の女と遊んでいたら、彼女が病死してこの世から去ってしまったこと
それを後悔していること
包み隠さず全て言った
話し終わった頃にはもう日は昇ってしまっていた。
｢そっかぁ、大変だったね。お兄さんも、その女の人も。｣
うんうんと上下に首をふりながら、頷く女。
そんな仕草でさえも似ているのだから、まだ生きているんじゃないかって気が狂いそうになる
｢それでな、お前がAの分身なんじゃないかってくらい似てるねんな｣
それにぴくっと眉を動かす女、そしてしばらく唸った後に奴はぱっと顔をあげて、
｢ふ〜ん、なるほどね。あ、そうだ！私、駄菓子屋行きたいなぁ。連れてってくれない？｣
見れば見るほど元気だった頃のAに似ている、高校生くらいだった時のまだ病魔に襲われていなかった頃のあいつに酷似している。
だからだろうか、気も緩む。
｢まっ、ええよ。勝手にここまで連れてきてしまった訳やし。｣
やったぁと嬉しそうに笑う顔がやはり、彼女に似ていた。
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うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - ウケさん» コメントありがとうございます(´ｰ｀)褒めて頂き、嬉しい限りです！更新頑張らせて頂きます！ (2017年7月3日 21時) (
レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
ウケ - いつも更新楽しみにしてます！どの話も素敵で･･･更新頑張って下さい！ (2017年7月3日 18時) (レス) id: 8c0ab5ece7 (このIDを非表示/違反報告)
うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - たかちんさん» コメントありがとうございます(´ｰ｀)応援して下さっているなんて感謝感激です！今後とも精進するので、よろしくお願いします！ (2017年6月12日 17時) (レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
たかちん(プロフ) - いつも応援してます！更新楽しみに待ってました(^o^)トントンの小説わくわくしながら待ってます！！ (2017年6月12日 16時) (レス) id: d1b7bc89b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぉっしゅ蜜柑 | 作成日時：2017年5月20日 2時
