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しばらくして彼が風呂からあがってきた。
話しかけないのも……と思い、一言でも声をかけようと思って彼の方に振り向いた。
しかしその顔は不機嫌極まりないといった表情だった。
あれ、何かしたっけ。
｢おい、｣
｢ん？なに、グルッペンさん｣
｢これ、誰の服だ。お前のじゃないよな。｣
着替えと称して脱衣場に置いておいた服が気に食わなかったのか、それは申し訳ないな。
｢トンちのだよ。ごめん、他の服の方が良かったかな？サイズは合うと思ったんだけど…｣
ふわっと甘い香りと体温で、私の体は動かなくなる。
｢…あ、あのグルッペン……？｣
｢付き合おう｣
｢へ｣
突然の言葉に私の思考回路は流れを止めた。
昨日の今日で何を言っているんだ、こいつは。
｢今気づいたんや、お前に対しての独占欲を。
例えあいつだろうと、お前を渡したくない。｣
｢どろどろに甘やかしてやるぞ、A。答えは一択しかないよなぁ？｣
私は頷き、彼の背中に手を添えた。
こんな雨の日も、悪くない。
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うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - ウケさん» コメントありがとうございます(´ｰ｀)褒めて頂き、嬉しい限りです！更新頑張らせて頂きます！ (2017年7月3日 21時) (
レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
ウケ - いつも更新楽しみにしてます！どの話も素敵で･･･更新頑張って下さい！ (2017年7月3日 18時) (レス) id: 8c0ab5ece7 (このIDを非表示/違反報告)
うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - たかちんさん» コメントありがとうございます(´ｰ｀)応援して下さっているなんて感謝感激です！今後とも精進するので、よろしくお願いします！ (2017年6月12日 17時) (レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
たかちん(プロフ) - いつも応援してます！更新楽しみに待ってました(^o^)トントンの小説わくわくしながら待ってます！！ (2017年6月12日 16時) (レス) id: d1b7bc89b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぉっしゅ蜜柑 | 作成日時：2017年5月20日 2時
