想 6 (ページ17)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:21,271 hit

267 緑サイドページ17

緑サイド

なんか…緊張してきた。隆平、痩せてるって気づいたな。でも鍛えてるとはバレてない。とりあえず、さっさと片付けて、先に風呂に行った隆平が上がってくるのを待つ。

「忠義～、お先でした～」

「ん。隆平、ちゃんと髪乾かしや。」

「うん。」

ほんまに大丈夫かな…。めっちゃ頑張ったのにすご～いで終わるんちゃう？いや、まぁすごいって言ってもらえたらいいけど…

「あかん…不安になってきた。」

とりあえずバスローブを羽織ってリビングに行く。隆平がソファに寝転んでスマホをいじってた。

「隆平。こっち来て。」

「うん。あれ…？忠義、やっぱり痩せた。」

ゆっくり近づいてくる隆平を捕まえて抱きしめる。

「ん？…え？あれ…？なんか…」

「なに？」

「体が…固い…」

「見てみる？」

「え？」

見てみる？て…めっちゃ恥ずいな。でも、隆平の手を持って、自分のバスローブをはだけさせる。その瞬間、隆平が固まった。

「隆平？」

「…」

「あの～…。隆平…？」

な、なんか、そんなにじっと見られたら恥ずかしいんやけど…。

「え…」

そっと手でお腹に触れる隆平。な、なんか手が震えてる！

「りゅ…」

「忠義。」

「なに？」

「きれい…」

「え？」

「めちゃくちゃ…きれい…。」

「あ…そう？隆平、気に入ってくれた？」

「…」

「隆平？」

「ヤバい…僕…忠義の顔見られへん…」

「へ？なんで？」

「僕…あの…怖くて…」

どうしたんやろ？でもとにかく震えてうつむいてるから、強引にこちらに顔をあげさせてみる。

「わ…」

隆平が真っ赤になって、目がウルウルしてる。あんまり可愛いから後頭部を引き寄せると、反射的に後ろに避けようとする。

「嫌なん？」

フルフルと首を降る隆平。

「じゃあキスさせて。」

「そんなっ…そんなことされたら…僕…おかしなるって…」

「どうしたん？」

「わ、わからへんけど…魅力的過ぎて…体が…震えてしまう…触られたら…もう…」

思わずぎゅっと抱きしめたら、ああっ！って可愛く叫ぶもんやから、たまらんよね。そのままキスをして、震えてる隆平を愛撫する。

「たぁ…ﾝｯ……ああっ…ヤバい……」

震えはおさまるどころかどんどん酷くなる。可愛すぎるやん。

「たぁ…待って…も…立ってられへん…」

「くーー！あかん！」

「うわっ！」

思いきってグッと力を入れたらお姫様抱っこをして一気に寝室へ。よーそんな力あったわ。ベッドに横たえたら体中にキスを落としていく。