缶ビール

三十八杯目 ページ38

・






な「うわー！認めたー！！！」


八「やるじゃん！カズマ〜〜」


オ「どうもどうも」




は、ちょっとまってまって、なにそれ


聞いてない←




な「いつからなんですか！？」


オ「この前飲みに言った時やな」


「え、、」


八「まじで！？えぇ〜行けばよかった〜」


オ「ざんねん(笑)」


八「どっちから告ったの？」


オ「そんな踏み込んだことは教えへん」


八「はぁ〜？なにこいつ〜〜！」




ちょっとまってまってまって？


私とオカザワさん付き合ってたの？


いやそれはそれでいいんだけど…ってよくないよくない、よくないことはないけど！


わからん、全然わからん


オカザワさんなに考えてんの、ってふと顔をみてしまった


そしたらバッチリ目が合って


その瞬間、


オカザワさんは呼び止めた時みたいな意地悪な顔でニヤって笑って


こんな状況なのに、オカザワさんが意味わからない事してるのに


あぁ、好き


って思ってしまう、




な「えぇ〜〜言いましょうよ〜」


オ「恥ずいし嫌やわ！(笑)」




やばい、一言一言にドキドキしてしまう、


お酒のせいだ、これはお酒のせい、


飲んだら全部忘れられる


と思って残りのビールを一気に流し込んだ


そしたらまた意地悪な顔して




オ「顔赤いで？どしたん、(笑)」




って顔覗き込みながら私をいじめてくる、


この悪魔め、









・








「記憶にございません」

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