王子と姫の物語３【夢色パティシエール】

151話 ページ44

【バレンタインデー】



安藤「さすがシャトー製菓のパーティー
華やかだね！」


花房「樫野も結構似合ってる」


樫野「ほっとけ
それよりAは？」


安藤「Aならさっき
小城さんといつも一緒にいる人達に連れ去られてたよ」


花房「小城さんに制服できてって言われてたらしいしね」


樫野「ま、まさか…」


「「「…着せ替え…」」」








一方スピリッツ達は





天井の近くで






キャラメル「はい、バレンタインチョコレートですぅ」


カフェ「うわぁ！ありがと！」


ショコラ「私からも義理チョコですわ」


カフェ「ありがと…？」汗


パフェ「私からも」


プリン「私からもー！」


カフェ「ありがと！」


キャラメル「キャンディもバレンタインチョコレートですぅ！」


キャンディ「！！さんきゅ！」


パフェ「キャンディね」


ショコラ「義理チョコですわ」


キャンディ「ありがと！」


プリン「余ったからあーげーる」


キャンディ「…うっせ、バカ」


プリン「…じゃあいい、あげなーい」


キャンディ「なんでだよ」


プリン「バカって言ったからー！」


キャラメル「今日は朝早くから安藤のところにも
いーっぱいチョコレートが届いたんですぅ！
ダンボールで2箱もあったんですぅー！」


カフェ「五月はダンボール3箱あったよ」


プリン「すごーい！」


キャラメル「すごいですぅー！」


カフェ「樫野にもいっぱい来てたでしょ？」


ショコラ「０」


「「「「「ZERO！？」」」」」


ショコラ「だって樫野にチョコ渡すなんて
挑戦状送り付けてるみたいなものですわ」


「「「「「なるほどね」」」」」


パフェ「じゃあ、まだA渡してないのかしら？」


キャンディ「俺貰ったぜ？」


カフェ「僕も」


キャラメル「私もですぅ」


プリン「私も」


ショコラ「私も」


パフェ「んー、なんでだろ…」







疑問に思うスピリッツ達







その頃Aは








貴「…これ露出し過ぎじゃん」


佐藤「大丈夫！似合ってる！」


塩谷「さすが美夜お嬢様が認めた人！」


貴「…嬉しくないそれ」


小城「A、着替えたかし…ら…」


貴「あ、美夜ちゃん…」


小城「なんて可愛いのぉぉおおお！！！！」ｷﾞｭｯ


貴「うげっ、」


小城「完璧よ！じゃ！
A！真くん達の所行っててね！」






そう言ってどこかに急ぐ小城








Aはため息をつきながら









会場に向かった

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