王子と姫の物語３【夢色パティシエール】

101話 ページ4

理事長『みなさん、静かに』


理事長『テストの結果残ったのは
3年生10チーム2年生5チーム
1年生1チームの計16チームとなりました』



「「「「「「…え」」」」」」


天野「…2年生は5チームだけ」


安藤「やっぱり3年生は強いよ
小城さんたちも残ってるし」








そう言って視線が小城に集まると








視線に気がついた小城は








小城「´ ³`)ﾉ 〜♡」ﾁｭｯ








Aと樫野に投げキッスをしてきた







理事長『先程の発表のように
1回戦はパウンドケーキ
テーマは家族と楽しむケーキです』


花房「…家族」ﾎﾞｿｯ



理事長『各チームとも1人１個
全５種類のパウンドケーキを作ってもらい
その5種類を1皿として審査します』


安藤「なるほど
5人それぞれの力を合わせるってわけか」


樫野「それだけじゃない。
チームとして家族のテーマに
調和した1皿をいかに作り上げるか」


貴「…総合力も試される」


天野「そっか…どんなケーキにしよう…」



理事長『では辛島先生
1回戦の組み合わせ発表を
代表者は呼ばれたら前に出てください？』





『中3C、チーム山田
対しますは中3Dチーム成田』



安藤「出来れば弱いチームと当たりますように…」


樫野「後ろ向きなこと言ってんじゃねぇ」


天野「安藤くんの気持ちよくわかるよ〜」



『中3Bチーム市松対中2AチームA』





貴「…は？」


花房「ほら、呼んでるよ？」


天野「A代表者だよ！」


貴「え、なんでチームAなの…」


安藤「黙っててごめんよ
でも、インパクトあるでしょ？チームA」


貴「いちごのはずじゃ…」


天野「Aでしょ！」


樫野「いいから行ってこい」


花房「ほらほら」






花房に押されるがままに前に出るA







すると






《ドンッ》






誰かにぶつかったA

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