彼女が死んだ本当の理由とは。【3年A組】

16話 ページ17

貴方「澪奈！いけ！！」


さくら「いけっ！」


貴「あと少し！！」


さくら「いけ！！」






澪奈の手は壁に触れ結果は1位









「「やった！！！」」


さくら「やっぱりエモいよ澪奈…」


貴「エモいね！」







そんな話をしていると









澪奈がAとさくらに手を振った









A達も同じように振り返した







、





、





「来るよ！！」


「センター！！」


貴「ライト！！！！」


「A！！」




《ﾊﾞｼﾝｯ!!》



《ﾋﾟｯ!》






Aのスパイクでまたもや1点が入った









さくら「A凄い！！」


澪奈「もう一本！！」


さくら「やっぱりAもエモい！」


澪奈「だねだね！」








Aは澪奈とさくらに









拳を見せて笑顔で笑った









2人も同じように拳を見せて笑顔で返した





、






、







澪奈「さくらの目には
私とAってどんな風に写ってる？」


さくら「足が綺麗で
くびれがえろくて」


貴「そういう事じゃなくて内面の話！」


さくら「…どうだろう？
容姿もお美しいから
きっと心も同じくらい
お美しいんだろうなって」


貴「何それ笑」


澪奈「私達はさくらと似てるって思ってるよ？」


さくら「似てる？どこが！？」


「「違うの？」」


さくら「当たり前でしょ？！
澪奈とAは
天上天下唯我独尊
"私は私、文句ある？"
タフネス の代名詞じゃん！」


「「……」」


さくら「かたや
いつもビクビクしながら
周りの顔色を伺う風見鶏
まさに月とスッポン
クジラとイワシ
提灯に釣鐘」


澪奈「そんな風に思ってたんだ…」


さくら「そりゃそうだよ」


貴「え…？」


さくら「澪奈とAは最強だもん」ﾆｯ


澪奈「よかった…」


さくら「え？」


貴「私達は強くありたいって
思ってたから
そう見えてたならいいんだ」

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