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「はぁ……」
自分でも思ったより大きなため息が出た。まずいと思ってAと乱数を見たが、彼らは話すのに夢中で全く気付いていないようだ。
「僕頑張ったから、頭撫でて?」
「え、えっと……よしよし?」
何だこの茶番は。
もう一度ため息が出そうになったとき、Aが小生にゆっくりと近付いて、
「よしよし」
頭を撫でた。
「何してるんですか」
「乱数さんは頭撫でたら飴くれたから、幻太郎も何か頂戴よ」
笑うAに小生の顔も緩むのが分かる。
「家にあるチョコレートをあげましょう」
「え、チョコレートあるの!?ありがとう!」
「嘘ですよ」
もう、と頬を膨らませて小生の袴を引っ張るAは本当に可愛い。
「良いね良いね!」
乱数がこちらを楽しそうに見つめながら言った。スキップをしながら小生たちに向かってくる。
「その服、オネーサンにあげるね!すごく似合ってるから、いっぱい着てくれると嬉しいな」
“後は二人で楽しんでよ!あ、これオネーサンにあげる!”
そう言って乱数はAに何かを渡し、小生たちに手を振った。
『仲の良すぎは考えもの?』
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弥生(プロフ) - らむさん» すみません!ありがとうございます!直しました! (2019年3月19日 20時) (レス) id: c470da6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - 今日投稿された・が、名前として変換されてませんでしたよ!←わかりにくかったらすみません! (2019年3月19日 19時) (レス) id: cbd03db035 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弥生 | 作成日時:2019年3月15日 5時