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Aが小生の肩に服を押し付ける。
「これ、お揃いだよっ！着ようよ！！」
ぴょんぴょんと跳ねるAは既にその服を着ており、跳ねるのに合わせてフードが揺れる。
「嫌ですよ……何ですかそのフード……」
フードには猫耳がついていて、可愛いAなら話は別だが、小生には似合わない。
「ねー、幻太郎なら似合うからー」
小生の心を見透かしたように言うAに“小生はあまりそういう服は……”と顔を背ければAはたちまちに頬を膨らませた。
「私が選んだデザインなのに……」
Aは小生を潤んだ瞳で見つめる。
彼女の黄色い瞳はビー玉のように輝いていた。
「良いじゃん……」
小生に抱きつきながら言うAに大袈裟なため息を吐きながら了承すれば、彼女はすぐに笑顔になった。ため息は聞こえないフリをされた。
その場で着替えようとすると、Aは顔を赤らめ、走って居間を出た。可愛い。
「終わりましたよ？」
着替え終わってそう言えば、Aはまた走って居間に来る。
「ひゃー！似合ってる！可愛い幻太郎！」
その後もAはひたすら“最高”だの“世界一可愛い”だのと褒めてくれた。
顔に熱が集まるのが分かる。それを誤魔化す為に“Aの方が可愛いでしょう”と言うと彼女はフードを深く被った。
そして何故か小生にもフードを被せる。
フードの中からは満足げな顔が覗いていた。
『今すごく恋人っぽい……！』
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弥生(プロフ) - らむさん» すみません！ありがとうございます！直しました！ (2019年3月19日 20時) (
レス) id: c470da6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - 今日投稿された・が、名前として変換されてませんでしたよ！←わかりにくかったらすみません！ (2019年3月19日 19時) (レス) id: cbd03db035 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生 | 作成日時：2019年3月15日 5時
