イベント：夢野幻太郎ノ誕生日(前編) ページ21
「幻太郎！お誕生日おめでとう！一緒にプレゼント買いに行こう！」
とはりきってデパートまで来たは良いが、私はさっきの自分の発言を後悔していた。
事件は幻太郎のプレゼントに、と私が高級プリンを買ってから起こった。
「夢野先生、お誕生日おめでとうございます！これからも応援してます！」
「ふふ、ありがとうございます」
「おめでとうございます！いつも夢野先生に元気を貰っています！無理せず頑張ってください！」
「これはこれは。とても嬉しいです。これからも応援お願いしますね」
店を出てすぐに幻太郎がファンに囲まれたのだ。しかも皆若い女性だ。
中には幻太郎と話せたのがそんなに嬉しいのか、感極まって泣いている人も居た。泣き出す女性にハンカチを差し出す幻太郎にも腹が立つ。
「もう知らない。幻太郎のバカ。アホ。サイテー！」
人がまばらになった瞬間に私は幻太郎を睨んだ。
「私以外の女の子にヘラヘラしちゃってさ。信じられない。おめでとうは私からで十分でしょ！？」
言っている内に自分の方が最低だと思った。只の重い女じゃないか。
だから必死に弁解する。
「ち、違うの。私は……その、別に幻太郎が他の女の人と喋っても良いの！だけど……私のことも……構って……」
幻太郎は黙って私を見ていた。
こんなに自分勝手で、嫌われてしまったのだろうか。
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8
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弥生(プロフ) - らむさん» すみません！ありがとうございます！直しました！ (2019年3月19日 20時) (
レス) id: c470da6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - 今日投稿された・が、名前として変換されてませんでしたよ！←わかりにくかったらすみません！ (2019年3月19日 19時) (レス) id: cbd03db035 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生 | 作成日時：2019年3月15日 5時
