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玄関へ向かう途中、俺は何か悪いことをしたわけでも無いのに、心臓がバクバクと高速で脈打つのを感じていた。

恐る恐る扉を開ける。
すると、そこに居たのはやっぱり菊乃だった。
菊乃は、首から中心に黒い石の埋まったペンダントを提げ、ノースリーブで白く、すそに青い花柄の入った、はっきりいって地味な格好だった。(そして相変わらずのおさげ)

「ど、どうぞ」

とりあえず中に入れる。

菊「お邪魔します」

そう言ってきれいに靴をそろえてから上がった。
俺はリビングへ案内した後お茶を出した。
菊乃がお茶を啜ったあと、俺が切り出した。

「で、話って?」

少し動きを止めてから、ゆっくりとコップを置き、菊乃は言った。

菊「単刀直入に言います...生きるか死ぬか、選んでください」

・・・は?こいつ...今なんていった?
俺が固まっていると、菊乃は訂正した。

菊「あ、違いますね。“仲間になるか”死ぬか、選んでください」

ガター

「違わねーよ!!お前それは、全ての手順を踏んだ後に言う質問だ!単刀直入に言うな!!だいたいなんだよ『仲間になるか死ぬか、選んでください』だぁ?!意味わかんねえよ!何で死ななきゃならねえんだよ!!」

俺はそこまで一息にわめき取らして少し方で息をした後、深呼吸していすに座りなおした。悪い悪い。俺としたことが、思わず取り乱してしまった。

「と、言うわけだ、初めから説明してくれないか」

菊乃は少し驚いた顔をした後、すいませんといって続けた。

菊「見てしまったから...」

「何を?」

思わずイライラした口調になってしまった。

菊「“鬼”を...見てしまったから...」

そういうと菊乃は立って、下げていた十字のペンダントを前に掲げ、なにかを唱えた。

菊「我抱きし感情よ、彼者(かのもの)の悲しみを切り裂き照らす、刃となれ、非刀喜闇清(ぎあんしん)」

パァァァ

「!?」

菊乃が光ったと思ったら、いつの間にか、彼女はセーラー服に身を包んでいて、片手には、1本の小刀を手にしていた。そして、結んでいた髪を解いて、眼鏡を外した。

菊「まだ...分からない?」

俺は首をかしげる。

菊「そう、じゃあ...」

菊乃は深く息を吸い込んだと思ったら、

菊「早く逃げろと言っているの!それとも死にたいのか!」

そう叫んだ。
その瞬間、俺はあのユメを思い出した。

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胡麻(プロフ) - 久しぶりー!頑張れー!! (2012年3月22日 9時) (レス) id: afb61e7265 (このIDを非表示/違反報告)
久留里☆(プロフ) - はい。変えましたぁ(−x−)ホントワカえたくなかった・・・・(泣) (2011年10月24日 21時) (レス) id: 2f46ad6b04 (このIDを非表示/違反報告)
久留里☆(プロフ) - ごめんねごめんね名前変えた。 (2011年10月22日 19時) (レス) id: 2f46ad6b04 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ☆(プロフ) - 冠雨>あ、わかった?わかった?! (2011年10月8日 17時) (レス) id: 482cbe4cb3 (このIDを非表示/違反報告)
冠雨(プロフ) - おもちゃ、ですかね?はパイナップルj(((  気分で切られるのか〜ヤダよwあ、でも鬼狩りの際に死んだら同じだよね〜ww (2011年10月7日 22時) (レス) id: 3181ee4fb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:久留里辞典 | 作成日時:2011年9月19日 14時

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