#雅紀 ページ42
すんなり入るって言ってくれたのは、かなり意外だった。
いい事なんだけど。
そんなに説得されたくなかったのかなぁ…
まだちょっと、脱ぐ時に渋っちゃうけど、ちょっと手伝って、泣くことなくお風呂に。
身体には触れずにシャワーで流した。
今日は湯船に入れそうだね。
一応ね、芸能人だからそれなりに広くて、男２人が足伸ばして入れるぐらいの大きさはある。
雅「熱くない？大丈夫？」
潤「…だいしょーぶ…」
潤「……まぁー…」
松潤のまぁー呼び、可愛いよね…(笑)
気が抜けた時とか、たまーにだけど、あるんだ。
雅「なぁに？」
潤「…びょーいん…いかないと…だめなの…？」
そんな切ない感じで聞かれると…行かなくていいよって言いたくなるよ…
でも、あくまで逃げ道になるだけで、完全に逃しちゃだめだからね…
雅「そうだね。行かないと。」
潤「…おこる？…」
雅「んっと、怒りはしないと思うけど…」
何て言えば良いんだ…
雅「じゃあさ、ご褒美決めよ？」
潤「…？…」
どういう事って顔で見てくるの可愛い…(笑)
雅「潤ちゃんが、頑張って行けたら、潤ちゃんが嬉しい事とか欲しいものとか、さ？」
潤「…」
雅「なんかない？これだったら頑張れる、みたいな。」
潤「…うた…」
雅「歌？」
潤「…りぃだぁの…うた…」
これは、予想外。
雅「じゃあ、頑張って行けたら、リーダーに歌ってもらう？」
潤「…もらう…」
雅「じゃ、上がったら一緒に聞いてみようね」
潤「…ん…」
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作者名：さくら | 作成日時：2018年7月12日 17時
