死にたがりの海軍大将【ONEPIECE】 (ページ47)

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生存42日目ページ47

夕方、いつものように広場へ鍛錬の監督をしに向かう

『……どうしよう』

ここに来るまでコビーの発言がかなり頭を悩ませた

それでも公私は区別しなければならない

『相変わらず来るの早いね…』

広場にはすでに2人の影が

「さっさと終わらせて飯食いたいんで」

『へぇ…今度からお前もシバいてやろうか』

軽口を叩くヘルメッポへ冷たい視線を送ると固まってしまった

『ほら、さっさとやりなよ』

「「はい！」」

いつも通り2人で手合わせをさせて、最後は私が相手をする

『じゃあ、今度は私かな』

「……！、はいっ、！」

結構な期間私が最後に手合わせをするようになったけれど、コビーは1度も避けられていない

さて今日はどうだか

「……」

ゆっくり様子を伺いながら攻撃のタイミングを見計らう

一見集中しているように見えるけれど

いつもより動きがぎこちないコビー

緊張と焦りが見えていた

『ナメてんのか』

一気に距離を縮め1発拳をぶつける

「い"ったぁ…！」

少しだけ力は抜いた、少なくともじじぃよりは痛くないはずだ

それよりも先程のコビーに憤りを感じて仕方ない

『やる気ないなら帰って』