第92話 いざ、妖精の里へ、女王様にご挨拶！ ページ6
結果的には何も心配いらなかった。
意外にも呆気なくシャーキンスは
敗北してしまったのだ。
原因はやはり慢心だ。シャーキンスは自分がAはシャーキンスがプリキュアに
負けるはずがない、という確信を
持っていたのだ。
「…………」
目の前には魔法の扉がある。チクルンと一緒に女王様に謝りに行こう、そう話していたら突然現れたのだ。Aは着いてくつもりなんて全然なかった。早く帰って同志達と話し合いをしなければ、そう考えにふけっていたAは近くでどんな話し合いが行われているかなんて気にしていなかった。そのため、いきなり振られた話にAはことはに話を振られた時も曖昧に返事をすることしかできなかった。
「Aも行くよね？」
「え、うん……？」
微妙な表情を、するAを気にしてかチクルンは一瞬様子を伺うようにこっちを見て言った。
「Aが今日は疲れたってならここでお別れでもいいぜ！ ちょっと寂しいけどな……」
「あ……う、ううん！ 行くよ、もし迷惑でなければ！」
残念そうにするチクルンにAは反射的に返事をする。
「そ、そうか！ よ、良かったぜ〜」
どこか不自然な会話に疑問に思ったのかモフルンが様子を伺うように2人を見比べたが問題ないよ、という意味を込めて頷くAを見て安心したように笑顔で返した。
「さぁ、行こう！」
「えぇ」
みらいとリコが扉をくぐったのを確認してA達もそれに続く。心が今までで一番
晴れているチクルンに比べてAの心は
不安を覆い隠すように曇っていた。
☆
「ここが、妖精の里……」
「すごいわ、なんて綺麗な景色……」
初めて見る景色にプリキュアである
みらい達の心は感激に浸る反面、
Aは封印された時の感覚を
思い出し感傷に浸っていた。
「……え？」
何に驚いたんだろう、そう思ってAは声の主であることはを確認しようとしたがそこにいつもの姿はなかった。
「妖精になっちまった！」
「昔のはーちゃんみたいモフ！」
周りの視線を追って見つめた先には可愛らしい妖精の衣装に包まれたことはが───マザー・ラパーパに似た雰囲気を持つ妖精がいた。
「チクルン？ チクルンなの？！」
動揺するA達の元に誰が声をかけてきた。
第93話 チクルンと女王様！お仕置きは愛の鞭？→←第91話 本当はどうしたいの？大事な決断
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間宮レナ - お久しぶりです。続き楽しみにしていました。だんだん情がわいてるのを自覚し認めたくないんですよね (2020年2月22日 21時) (
レス) id: 96911d1eaa (このIDを非表示/違反報告)
ぶるうべりぃ♪(プロフ) - 間宮レナさん» 間宮レナ様！随分前にコメントして頂いたのに返信できず申し訳ございません…！時間がなくて久しぶりに開きました。今日からまた再開しようと思うのでこれからも読んで頂けたら幸いです。 (2020年1月20日 14時) (レス) id: 69ebf7d565 (このIDを非表示/違反報告)
間宮レナ(プロフ) - ユメ主,ベニーギョ,スパルダ。女の静かなバトル恐ろしや (2019年3月22日 6時) (レス) id: 96911d1eaa (このIDを非表示/違反報告)
ぶるうべりぃ♪(プロフ) - 間宮レナさん» 返信が1カ月も遅れてしまい、すみません> <;そうなんです！最初の頃は眷属として、オルーバ様のために、としか思ってなかった夢主がどんどん色々な気持ちが芽生えていって…。これからもよろしくお願いします！ (2018年10月24日 8時) (レス) id: c595f4be5b (このIDを非表示/違反報告)
間宮レナ(プロフ) - ヤキモチ,かわいいですね。それに,みらいたちの存在が大きくなるにつれますます複雑に (2018年9月22日 20時) (レス) id: a6df694ea7 (このIDを非表示/違反報告)
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