愛していれば。【HSJ/オレンジ】-3-

☆145★ 貴方サイド ページ45

A「ただいまー。

なーんて言っても返事ないかー(笑)」






バイトが終わり、家に帰ってきた。

誰もいない部屋に自分1人の声が響く。

一人って、こんなに寂しいんだ…。






A「でも、私には大貴もさきもいる。

ウフフ〜♪」






って、私キモッ(笑)

なんて1人で舞い上がっていると、電話がかかってきた。






A「もしもし？」






大貴『あー俺。大貴っす！』






A「どうしたの？

遅くなる、とか？」






大貴『違う違う。

なんか、Aの弁当が好評でさー。

みんなが今日家来たいって。

だから、ご飯全員分作ってもらっていい？』






A「いいけど…

何時頃？」






大貴『６時くらいかな？』






あと、2時間！？

急すぎるな…






A「分かった。頑張ってみる！

じゃ、仕事ファイト!!!」






大貴『ありがとう。

急でゴメンネ…』






A「んーん、平気っ！

じゃあっ。」






もうすぐさき帰ってくるし、さきも帰ってくるし。

さきも連れて買い物行こっ！






A「また電話？





もしもし。



・・・・・・




えっ！？ホントですか？」

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