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☆138★ 大貴サイド ページ38

大貴「あっ、ここで大丈夫です。

お釣りは大丈夫ですっ!」






運転手「ちょっ、お客さん!?」






運転手さんの声など無視し、Aの家の前まで思いっきり走った。

数100M走ると、そこについた。

走ったせいか。それとも緊張しているせいか。

俺の心臓はバクバクしていた。



〔ピーンポーン〕



大貴「あっ、押しちゃった…」






震える手を押さえ、人が出てくるのを待っていた。

すると、






佳代「あら、大貴くんじゃないっ。

ちょっと待っててねっ!」






Aのお母さんが出てきた。

でも、風のように消えていった。←

しばらく待っていると、玄関の戸が開いた。

そこにいたのは、今度こそAだった。

俺は急いでAの元に走り抱き締めた。

お風呂から出たばかりなのか、髪は少し濡れていて体は暖かかった。






A「だ、大貴…?

こんなことしてたら、また写真撮られちゃうよ?」






大貴「もう、心配いらないよ。

さきも連れて、俺たちの家に帰ろう。」






A「え?

じゃあ、もう会っていいの?

ガマンしなくていいの?」






大貴「もちろん。

今度こそ、もう離さないよ。」






A「約束だよ…?」






大貴「うん、もちろん。」






人が通っているのなんか気にせず、俺らは唇を重ねた。

離れてはまた重ね。

今までできなかった分、何度も何度もキスを繰り返した。






未来「パパっ!」






顔を横に向けると立っていたのはさきだった。

俺らは体を離し、さきの方へ向かった。






大貴「さき。

今日からまた、3人一緒だよ!」





未来「ヤッターっ!」






もうす5年生になるさきは、子供のようにはしゃいでいた。

思春期になるし、避けられるのかなって思ったけど。

そんな心配は1ミリもいらなかった。

3人で抱き合い、笑い合い。

この時間が本当に幸せ。

☆139★ 貴方サイド→←☆137★ 慧サイド



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∞伊野有リュカ∞(プロフ) - 引きニートさん» あっ、確かに…そうですね!私も気付きませんでしたー!笑 教えてくださり、有難うございます笑 (2015年4月19日 18時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)
引きニート - 読んでいるとき思ったんですけど、事実上大ちゃんて、伊野ちゃんの義理弟じゃないですか?! (2015年4月19日 17時) (レス) id: e8150e4a01 (このIDを非表示/違反報告)
∞伊野有リュカ∞(プロフ) - だいちゃんLOVEさん» コメントありがとうございます! 更新頑張ります♪これからも、お楽しみくださいっ!! (2015年3月14日 8時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)
だいちゃんLOVE - やばいです!次が気になります!更新頑張ってください!早く続きが読みたいです!(≧∇≦) (2015年3月14日 8時) (レス) id: fc8c8424ef (このIDを非表示/違反報告)
∞伊野有リュカ∞(プロフ) - ミツloveさん» コメント、ありがとうございます! これから更新するので、待っててください♪ 期待に答えられるように、いい作品にしていきます! ありがとうございます☆彡.。 (2015年3月13日 15時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結城そら x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyaniotabosyuu/  
作成日時:2014年12月18日 13時

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