最上級シンデレラ③ (ページ14)

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君とならどこだって彷徨えるページ14

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【続いてのターゲットは？】

28歳という若さで芸歴20年という彼女。

アイドル卒業後の進路はモデル、歌手、女優と噂された中声優という道を選び現在も活躍し続ける美女。

その名も犬飼A。

今『声優界きっての美男美女』とセットで多く取り上げられる梅原裕一郎を仕掛け人としてお呼びして今回は、、

雑誌の取材中、突然怪奇現象が起こったら犬飼Aは……

信じる？ あいう 信じない？

モニタリングスタート！

『よろしくお願いしまーす！』

「お願いします」

＿「こちらこそよろしくお願いします！」

ドッキリにかけられるとは知らずに元気に挨拶をする犬飼

着々とインタビューが進められていく中

【仕掛け① インタビュアーが突然寒いと言い出す】

＿「……この部屋寒くないですか？」

『え、寒いですか？』

＿「はい、ちょっと」

『冷房ついてるんですかね、上着いります？
私今日ヒートテック2枚きてて暑いんです(笑)』

＿「ありがとうございます、なんか寒気、というか」

「寒気？」

＿「私霊感がもってて、なんかこの部屋いる感じが……」

『えーやだやだ、おばけですか？』

＿「……ちょっと塩振ってもいいですか？」

『、塩？』

＿「お祓いみたいな、」

塩を体に撒き始める仕掛け人インタビュアー。

＿「よかったら犬飼さんもやられます？」

『え、いいんですか？お借りします…』

「やるんだ(笑)」

疑うことなく塩を受け取る犬飼に仕掛け人の梅原も思わず笑みをこぼす。

少し、周りを警戒しながらもインタビューに淡々と答える犬飼。

ここで【仕掛け② 部屋の時計が落ちる】

ガタッと大袈裟に音を立て床に落ちた時計を見た犬飼は

『おーい、ちょっと待ってくれよ』

「何キャラなのｗｗｗ」

『えっ、おばけですか？』

＿「さっきよりちょっと霊の気配が強くなってる気がします」

『最悪だもう、どうしよう』

「大丈夫だって」

不安そうな表情をみせる犬飼を梅原が宥め、取材を続行

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