銀魂恋夢 【銀魂短編】

坂本辰馬*私の嫉妬* ページ7

貴女side





「A、ここにおったんか


……帰るぜよ」



「嫌だ」









ここはたまたまよ立ち寄った星





さっき、辰馬と喧嘩して、船を飛び出してきた






「陸奥も心配しとるぞ」









……ほら、また









陸奥、陸奥って









陸奥さんのことばかり話すんだ









「陸奥さんはそんなに大切？」




「陸奥は大事な仲間じゃ

勿論大切に決まっとる」


「バカ辰馬!!!」

「ブベラッ」









力まかせに殴ってその場を立ち去った



〜〜〜〜







「はぁ……」









何故、あんな行動に出てしまったんだろう









辰馬は、陸奥のことを仲間と言っただけなのに









でも、


“陸奥は大事な仲間じゃ”









““大切”に決まっとる”









辰馬が“大切”とか“大事”とか言っただけで









何か、よく分からない感情が出て









……飛び出してた









……嫉妬？これが？









「バカみたい」









嫉妬する資格もないよ……









「A」









また貴方は




「……何ですか」




優しい声で









私の心を掴むんだ









「A……



……わしは、お前のことも大事に思っとる」









「……嘘」









「嘘じゃない」







真っ直ぐな目で私を見つめる辰馬







……やめてよ








「……なんで？


……なんで私を船にずっとおいてたの」






私は、一人だったのをたまたま拾ってもらっただけ







私は貴方を殴ってまで離れたのに







何で貴方は迎えに来るの……？









「それは……









お前のことを好きだからじゃ……いかんか」



「え……」









否定する思いと裏腹に、暖かい辰馬の体に覆われる









「……冗談だったら殴ります」







「こんなこと、冗談では言わんぜよ」









本当に……




信じていいの……？









「船に、戻りたい、です」






*その後ゆっくり重なった二人は*

*今後ゆっくり愛を育んでいくことになる*

坂田銀時 *嫉妬*→←坂田銀時 *喧嘩仲間*

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す