銀魂恋夢 【銀魂短編】

沖田総悟 *冷たい彼* ページ1

貴女side






「好きです！沖田さん！」


「うるせェ」






彼は私の彼氏






あの真選組1番隊隊長 沖田総悟









かっこよくて、強くて、本当に私の自慢の彼氏なんですが……






「あ、待って下さい、沖田さん！」







彼の態度はいつも冷たい……







今までも甘い言葉なんか聞いたことない







「……あれ」





……なんか、涙出てきた……









なぜ出てきたのかも分からない涙









必死に袖でぬぐっていると



「オイ、A……


!?……ってお前なに泣いてるんでィ!!」




静かなのが不思議に思ったのか沖田さんが振り返った







かなり驚いたのか目を見開いている







「ご、ごめんなさっ……


こ、こんな……つもり……じゃ……」





必死に言い訳をしていると沖田さんに腕をつかまれた



「ひっ……ごめんなさ……っ……」





「おれ……のせいか……?」







「へ……?」







「おれのせいで泣いてんのか。って聞いてるんでィ!!」





「ひっ……別に沖田さんのせいじゃ……ないです……」




あまりの気迫に驚きながらもなんとか答える







これは沖田さんのせいじゃない……勝手に泣いた私のせいだ





「……どうしたら、泣き止むんでィ」





……え……





もし……か……して……




心配とか……してくれてるの……かな……





「……す……好き……って言ってくれたら……多分……」





そう言うと、黙りこむ沖田さん






……無理なお願いだったかな……




私のこと、嫌いそうだし……





「……わ……っ」







考えにふけっているといきなり抱き締められる








「好き……で……さァ……



お前を前にすると……前もって考えてたことも、全部、吹っ飛ぶくれェに



お前を前にすると、余裕もないから……冷たくしてたんでさァ……


お前がそんな思いをしてるなんて微塵も思っちゃいなかった……




……すまねェ」






その言葉で私の顔は一気に赤くなった



「……謝らないで下さい


確かに、冷たい言葉は傷つきましたけど……



私はどんな沖田さんも大好きです」






気づけば涙が消えていた









「……Aは……姉上みたいに消えないで……くだせェ」




「……約束だから」



*冷たい彼の本音の気持ち*


〜〜〜

色々許して下さい。すみませんでした。評価してください

坂田銀時 *甘える彼*→

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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