第8話 ページ9
神楽「銀ちゃん朝からうるさいアル」
話し声に起きてきた神楽に怒られる。
俺は神楽の腕を掴み、洗面所に向かった。
銀時「神楽!Aを見てくれ!!」
すると、顔を洗っている最中だったAが「ん?」と振り返る。
しかし、すでにその顔は昨日の美形に戻っていた。
神楽「·····何アルか?昨日Aが泊まったことは覚えてるアル」
銀時(クソッ!!もどってやがる!!)
「銀さーん、来ましたよー!」
玄関から新八の声がした。
俺は扉を勢いよく開ける。
銀時「新八!ちょっと来い!!」
俺は新八の二の腕を掴み、強引に外に連れ出した。
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新八「そんな事ありえますか·····?」
俺はさっきあった事を全て伝える。
新八「銀さんが寝ぼけてただけなんじゃ」
しかし新八は信じてくれない。
銀時「いや、俺はしっかり起きてたし、見間違えでもねぇよ!!このままあいつの兄貴探してたら俺に行き着いちまう!!」
新八「·····仮にそうだとしたらビックリしますけど、銀さん困るんですか??」
銀時「だってよ、こんな俺が兄貴だって気づかれたらあいつ自 殺しかねねぇよ!!」
新八「どんだけ自信ないんですか·····まぁ、お兄さんの理想が高ければなりかねないですけど·····」
銀時「新八どうしよう·····依頼蹴るか」
新八「そんなダメですよ!前金だって貰ってますし!!今後の万事屋の評価だって悪くなります!!」
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作者名:さめ | 作成日時:2019年4月8日 23時