第6話 ページ7
神楽「触っていいアルか?」
A『髪か?別に構わないが』
神楽「うわー!めっちゃフワフワアル!ずっと触ってたいネ!」
A『コンプレックスだからそう言って貰えると嬉しいよ』
銀時(ないないない!!絶対にそれは無いはずだって!!たまたま銀髪と天パが被っただけだ!絶対別にお兄さんがいるはずだから!!)
自分に言い聞かせるように頭を抱えながらしゃがみこむ。
神楽「銀ちゃんどうしたアルか?」
銀時「いやいやなんでもないよ!金曜ロードショー録画し忘れて落ち込んでただけだから!」
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それから神楽は押し入れに入り、既に寝てる。
俺は居間で金曜ロードショーのア〇アンマンを見ていた。何故かAは寝ようとはせず、俺の隣で一緒にテレビを見ている。
銀時「寝ないのか?」
A『久しぶりに人と過ごすんだ、なんだか寝るのが勿体なくてな』
銀時「友達いなさそうだもんな」
A『まぁな、友達というのはよく分からない。』
銀時「お前もし兄貴見つけたらどうするつもりなんだ?」
A『もし生きているのであれば、挨拶くらいはしたいな』
銀時「それだけ?もっとこう·····今まで居られなかったから一緒に住みたいとかねぇの?」
A『初めて会うんだぞ、ほぼほぼ他人なんだ。一緒に住もうなんて向こうも思わないだろう。それに兄はもう大人だ。もしかすると、家庭も持っているのかもしれないしな』
銀時「そ、そうか·····」
それから俺たちはたわいもない話した後、いつの間にか俺はソファで寝てしまっていた。
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作者名:さめ | 作成日時:2019年4月8日 23時