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第6話 ページ7

神楽「触っていいアルか?」

A『髪か?別に構わないが』

神楽「うわー!めっちゃフワフワアル!ずっと触ってたいネ!」

A『コンプレックスだからそう言って貰えると嬉しいよ』

銀時(ないないない!!絶対にそれは無いはずだって!!たまたま銀髪と天パが被っただけだ!絶対別にお兄さんがいるはずだから!!)

自分に言い聞かせるように頭を抱えながらしゃがみこむ。

神楽「銀ちゃんどうしたアルか?」

銀時「いやいやなんでもないよ!金曜ロードショー録画し忘れて落ち込んでただけだから!」

✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩

それから神楽は押し入れに入り、既に寝てる。
俺は居間で金曜ロードショーのア〇アンマンを見ていた。何故かAは寝ようとはせず、俺の隣で一緒にテレビを見ている。

銀時「寝ないのか?」

A『久しぶりに人と過ごすんだ、なんだか寝るのが勿体なくてな』

銀時「友達いなさそうだもんな」

A『まぁな、友達というのはよく分からない。』

銀時「お前もし兄貴見つけたらどうするつもりなんだ?」

A『もし生きているのであれば、挨拶くらいはしたいな』

銀時「それだけ?もっとこう·····今まで居られなかったから一緒に住みたいとかねぇの?」

A『初めて会うんだぞ、ほぼほぼ他人なんだ。一緒に住もうなんて向こうも思わないだろう。それに兄はもう大人だ。もしかすると、家庭も持っているのかもしれないしな』

銀時「そ、そうか·····」

それから俺たちはたわいもない話した後、いつの間にか俺はソファで寝てしまっていた。

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作者名:さめ | 作成日時:2019年4月8日 23時

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