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第34話 ページ36

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Aside

男「おい!何勝手に入って来てるんだ!」

部屋の外からそんな声が聞こえる。
すると、一人の男が部屋の襖を開けた。

男「桂さん!マズイです!真選組の奴が!」

そう言いかけた男は後ろから誰かに峰打ちで気絶させられる。

A『十四郎·····!』

十四郎は私を見るなり、隣にいた長髪男を見たこともないほど鋭い目付きで睨みつけ、刀を向けた。

土方「·····桂、今すぐそいつを解放しろ」

銀時「おいおい、どういう状況??ヅラ何してんだよ」

その後ろからひょこっと顔を覗かせた銀時が言う。

桂「ヅラじゃない桂だ!!」

土方「何でもいい。直ぐにAをこちらに渡せ」

どうやら十四郎は勘違いしているらしかったので、私は誤解を解こうと口を開くと、冷たいものが少し首に触れた。

桂という男は後ろから私の首に刀を当て、私を人質にとったのだ。

土方「桂ッ!てめェ·····」

それを見た十四郎はより一層顔がおっかなくなる。
すると後ろから桂がボソッと小声で私の耳元に囁く。

桂「すまないが、少し我慢してくれ。すぐに解放する」

A『え?』

その瞬間、桂は早業で私をお姫様抱っこすると、傍にあった窓から逃亡したのだ。

土方「ッ!!待やがれ!!」

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作者名:さめ | 作成日時:2019年4月8日 23時

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