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第30話 ページ31

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Aside

その頃、私はというと。

A『ここはどこだ?』

いつの間にか見たこともない場所に突っ立っいた私。

しまった、こんな事になるくらいならあらかじめ十四郎にでも電話番号聞いておけばよかったな。

まぁ、その辺の人に聞けば帰られるだろうと、周りを見渡したが人気が無い。

仕方なく目に入った一般の古民家のドアをノックする。

A『すいません』

しかし、返事はない。
試しにドアに手をかけ横に引いてみると、鍵が掛かってなかった。

少し開けて中を覗くと、真っ直ぐ続いた廊下の先に部屋があり、そこから数人の声が漏れていた。

私はもう一度声をかけるが、どうやら届いていないらしい。

A『少しお邪魔して道を聞いてみよう』

私は家の中に入り、奥にある部屋に行くと、襖の前で声をかける。

すると、私の声にさっきまでガヤガヤとしていた声が一瞬で静まり返った。

そして次の瞬間、襖がバッと勢いよく開くと、私の首をめがけて刀が真横に風を切る。

既のところで私は体を反らせそれを回避する。
そのまま私は後に向かって体を回転させ、相手から距離を取った。

男「貴様何者だ!!」

私に斬りかかってきた男が言う。
その後ろにも刀を手にした男が何人もいた。

A『勝手に入ってすまない。少し道を聞きたくて』

男「嘘をつけ!!俺達の話を隠れて聞いていたのだろう!!話を聞かれちゃアンタを生きて返せねぇ」

男はそう言うと刀を持った手に力を入れる。

A『何故殺されなければならないんだ。私は君達の話など聞いていない』

しかし、男は聞く耳も持たずに私に向かって刀を振り下ろしてきた。

??「やめないか」

その言葉に男の手が止まる。

男「し、しかし!」

??「武士たるものが何の罪もない女を殺していいわけがあるか」

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作者名:さめ | 作成日時:2019年4月8日 23時

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