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第27話 ページ28

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土方side

次の日の朝、Aは部屋から普段通りの顔で出てきた。

(やっぱり俺の見間違えだったのか·····)

A『どうした十四郎?』

土方「いや、なんでもない。それより今日から本格的に女中の仕事をして貰う、詳しい仕事内容は今から紹介する先輩の女中に教えて貰え。どれも年配者だが悪いヤツはいねェはずだが、もし虐められでもすりゃ俺に言え。」

A『わかった』

それから先輩女中の所に向かおうとした時、俺はある事に気づいた。

土方「お前、ずっと刀腰にぶら下げてるが、それ使うのか?」

彼女は女でありながら何故か刀をずっと所持していたのだ。

A『たまにな、普段は使う事はない』

まぁ、護身用に持ってるのだろうと、深くは聞かなかった。

土方「そんな物騒な物を持って仕事をされても困る。それは部屋に置いてこい」

するとAは『わかった』と刀を置きに部屋に戻った。

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作者名:さめ | 作成日時:2019年4月8日 23時

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