【銀魂】もしも銀さんに美人妹が存在したら

第16話 ページ17

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土方side

土方「1人で帰れんのか」

所持していた刀を彼女に返しながら聞く。

A『あ、そういえば·····』

パトカーで連れてこられたおかげで道が分からなくなったらしい。

土方「お前を見つけた場所まで送る」

A『そこまでしてもらわなくとも、その辺の人に聞いてれば帰れる』

田舎育ちだからだろうか、こいつは不用心すぎる。

土方「そのまま事故や事件に会われてもこっちが迷惑だ。」

俺はパトカーに乗るよう言った。
女もそれからは断ることも無く、お礼を言って助手席に乗り込む。

A『こんな出会い方で悪いが、名前を教えてくれないか？』

土方「·····土方十四郎だ。真選組の副長をしている。」

A『いい名前だな。私はAだ。』

土方「名前を聞いてどうする」

A『お世話になったんだ、これから会うことがなくとも忘れる事はない、名前くらい知っておきたいじゃないか』

土方「誤認逮捕されといてお世話になったって·····変わった女だな」

A『よく言われる』

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