ボクの日常 41 ページ42
家光side
修行5日目。
死ぬ気の炎の強弱も、時間も長くなり成長したツナを見る。
…そして、自分の行いを思い出す。
「今日で5日目…家光オメー、流石にやりすぎたんじゃねぇのか？間に合わねーぞ。」
「…やりすぎたかも、しれん…」
ツナとバジルの様子を見て安心したのもつかの間、オレのことを不審者だと思い、ずっと攻撃してきた彼女のことを思い出す。
いくら一撃もらいそうだと思っても、流石に…やりすぎた、感じも…しなくもない。
「今度会ったら誤解をとかな」
「その必要はないよ。」
凛とした声が響く。
その声の主は後ろの岩山に立っていた。
「なっ……起きたのか！！」
「自分で攻撃してきたくせに、ご丁寧に治療して、ボクの部屋に運ぶなんて……随分と、舐めたことしてくれたね。」
これは、怒っている。
キレてはいないが、怒っている。
リボーンにちらりと助けを求めたが、プイッと目をそらされた。
「恭弥といい…山本といい…笹川くんといい…沢田といい……どれだけ並中生をストーキングすれば気にすむんだい…？
ド変態。」
「へ、変態扱い！？いや違う！！実は」
「言い訳無用。リボーン、早くその変態から離れておくれ。なにをされるかわからないよ。」
「オレそんなヤベェやつじゃねぇよ！！！」
「並中生が目的だったのか、その年齢のこどもが目的だったのか、ただのド変態なのかはわからないけれど…並中生をストーキングするド変態なのに代わりは無いよね。」
……思い返すと、そう…に見えるかも……？
リボーンは「(もうなにも言えねぇな)」と目で伝えてきた。
すぅぅと息を吸う。これは大声で言わなければ聞いてくれないと思ったからだ。
「話を聞いてくれ！！！！」
「アンタをぶっ飛ばしてから聞いてあげるよ。」
近づいて来ていたことに気づかず、ツルハシを奪われる。
そしてツルハシの重心を変えることにより、遠心力を利用し…オレは、
「吹っ飛びなよ、ド変態。」
「なんっでぇぇ！！！」
教え子、Aの蹴りをモロに顔面にくらったのだった。
「A、コイツはツナの親父で沢田家光。各守護者の成長を見守りに行ってたんだぞ。あと一応お前の家庭教師だ。」
「…じゃあストーキングされたみんなが守護者か。……ド変態がボクの…家庭教師なのか……。」
それはオレが気絶した時の会話らしい。
ちなみに起きた時には「ごめんなさい！！」と謝られた。
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ドク(プロフ) - minniepeasukeさん» minniepeaskeさん、読んでくださりありがとうございます！そして褒め言葉ありがとうございます！（少々照れますが）。生徒会長シリーズは終わりましたが、好奇心で続きも書いたので、よろしければ読んでください。ありがとうございました！ (9月26日 21時) (
レス) id: f0778d3186 (このIDを非表示/違反報告)
minniepeasuke(プロフ) - すごく面白いです！！ これからもがんばってください YOU GOT THIS (9月21日 5時) (レス) @page5 id: 40586b4cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドク | 作成日時：2023年8月24日 18時
