第142話 ページ17
直「横領しましたよね?って言えても、これでは決定的な証拠が少なすぎます。
それで、もし、邦彦さんが捕まったら・・・」
なるほど、私の今後の話しをしようとしているのか。
「私なら大丈夫です。もし捕まったら、縁を切るつもりですから。」
直「そうですか。」
捕まったら、母さんはどうなっちゃうんだろう。
もしかしたら、母さんと一緒に居ろって言われるかもしれない。
いや、そっちの可能性の方が高いな。
そういわれた場合、さとみたちと再会することは完璧なくなるだろうな。
「い、やだな・・・」
直「・・・」
「あ、すみません。」
直「いえ。」
直人さんは黙った。どうしたんだろうか。
直「嫌だと思いますが、そのネックレスは外した方がいいと思います。」
「え?」
直「お母様と邦彦さんが、さっき話していました。」
「チッ。」
やっぱりな、あいつ父さんに話しやがった。
本当、一番性質悪い。
見つかったら、捨てられるかもしれない。せめて、この部屋から外に出るときは外そう。
「あの。」
私はここで疑問に思っていたことを聞く。
直「はい。」
「直人さんは何がしたいんですか?何で、横領のことを調べたんですか?」
直「それは、」
「っ!?」
直人さんの口から出た言葉は思いがけない言葉だった。
逆に私は直人さんのことが分からなくなった。
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瑞樹チロル(プロフ) - 莉咲さん» ありがとうございます! (2019年8月19日 18時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
莉咲 - 最期すっっごく泣きました!ありがとうございました。 (2019年8月19日 17時) (レス) id: 9a4197b886 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - ぷりんちゃんさん» いえいえ、こちらこそ読んでいただきありがとうございます。 (2019年8月10日 20時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんちゃん - 泣いたw←すごい楽しかったです!ありがとですw (2019年8月10日 14時) (レス) id: 51981cd5ed (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - はるかさん» 新作のお気に入り登録ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月27日 21時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑞樹チロル | 作成日時:2019年7月22日 15時