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第32話 ページ34

「信じた私がバカでした。」

  本当、過去に戻れるならあの時に戻りたい。

 「友情ってこんなにも脆くて、簡単に壊れてしまうんだなって。

  あの友情は実に脆かったです。びっくりしました。

  こんな辛い思いすんなら、最初から作んなきゃいいんだって。

  それで、入ったのがこの世界です。

  この世界は、好きです。認めてくれる人がいるんですから。

  私は存在を認めてほしかったのかもしれませんね。前の私は。」

  皆は、この話を聞いてさらに泣いてしまった。

 「もっと強くならなきゃいけませんね。」

り「十分、強いよ。」

 「え?」

り「だって、ここまで生きてきたんだから。

  強くなきゃ、ここまで生きていけないよ。

  だから、青葉は十分強い。」

  下を俯きながら、震えた声で言った。

な「ゆっくりでいいよ。俺らを信じるのもゆっくりでいい。

  けど、いつか必ず話して。これは譲らない。」

 「・・・はい。わかりました。」

  え、待って。一つ聞いてない事があった。

 「私は、ここにいてもいいんですか?」

全「何を今更ww」

  皆は笑った。いいの?ここにいても。私、女だよ?

る「青葉は青葉ですから。」

 「私は、私・・・」

  視界が歪んできた。久しぶりに泣くかもしれない。

 「ごめん、なさい・・・皆はそんな人じゃ、ない、のに・・・」

こ「いいんだよ、ゆっくりで。ね?」

  そう頭を撫でた。

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設定タグ:歌い手 , すとぷり , さとみ   
作品ジャンル:恋愛
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にゃんこ - 最後まで読みたかったです、とても残念です。 (2020年6月14日 17時) (レス) id: d0d3488705 (このIDを非表示/違反報告)
田中くん - あの、、めちゃめちゃ好きです!別な作品でもお邪魔させて頂いたのですが、、久しぶりに読んだらあああああってなってチロル様じゃん!ってなりました!さとみくん推しでしたよね。さとみくん落ち好きなのでじゃんじゃん素敵な作品お願いします!長文失礼しました (2019年9月22日 19時) (レス) id: a8e2d2bd4e (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - マイさん» あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(訳、ありがとうございます!嬉しいです。嬉し過ぎて語彙力と脳みそが溶けました) (2019年8月19日 8時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(訳、好きです。語彙力と脳みそが溶けてなくなりました) (2019年8月19日 0時) (レス) id: eba5ae128f (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - ぷりん丸さん» 感動していただいたみたいで嬉しいです。拙い文章ですが、宜しくお願いします。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑞樹チロル | 作成日時:2019年7月15日 16時

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