拝啓、天国にいる両親へ。推しが同級生でした。どうすればいいですか？

第２６話 ページ28

さぁ、テンションを上げなければ。

　 私のチャンネルだったら、もっとテンション低くていいんだけど。

　 さとみさんは安定の調香師。

　 メンバーは調香師、心眼、機械技師だったので私は占い師にした。

さ「律君はいつもどのキャラ使うの？」

　「メンバーにもよりますけど、傭兵か占い師か調香師ですね。

　 解読メンバーがいなかったら、機械技師です。」

　 あ、敬語だ。まぁ、いっかｗｗ

　 ついでに一戦目のハンターはレオだった。確か、レオとは相性よかったっけ？

　 二戦目は久しぶりに空軍を使うことにした。

　 ハンターは・・・

　「きょ、狂眼ｗ」

さ「久しぶりに見たなｗｗ」

　 最近はクモかリッパーとか芸者くらいかな？

　 この試合はさとみさんが失踪したが３人脱出できたので勝った。

さ「じゃあ、次回の動画でまたお会いしましょう。」

「「ばいばい。」」

さ「ありがとうな。」

　「いえ、推しとコラボ出来て嬉しいです。」

さ「今度さ、歌ってみたもコラボしよ。」

　「ぜひ。」

　 推しと一緒に歌えるとは。こんな幸せなことはない。

さ「本当にありがとね。」

　「こちらこそありがとうございました。」

　 私はさとみさんの部屋を出た。

な「青葉、ちょっといい？」

　 部屋を出たところでななもりさんに呼び止められた。

　「全然大丈夫ですけど？」

な「ちょっとこれる？」

　「は、はい。」

　 ななもりさんの声は、出会った時とは全然違う低い声だった。

　 もしかして、ばれた？

　 私は不安になりながらも、ななもりさんについていった。

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