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第17話 ページ18

とりあえず人数分のオムレツは作り終わった。

  朝から、よく働いたなww

  あとは、スープの準備と、サラダは冷蔵庫に入れておくか。

  パンは自分で焼いてもらおう。フルーツも切ろうかな?

  今日はいつも以上に凝っている。いや、いつもが手抜きってわけじゃないよ?

  時計を見ると、7時半だった。やばい、これから準備もしなきゃいけない。

  料理はある程度出来ているので慌ててエプロンを外す。

 「すみませんさとみさん、皆さんが起きたらオムレツ温めて食べてください。」

さ「青葉、朝ごはんは?」

  あ、そういえば自分の分忘れてた。でもいっか。今日はあんまお腹空いてないから。

 「大丈夫です。ありがとうございます。」

  私は、なるべく足音を立てないよう、それでも早く階段を上がった。

  そっか、なるべく男の子っぽい私服にしなければ。

  今日は少し暖かいって言ってたな。

  ということで、私はメンズ用の服を探す。

  頑張って引っ張り出したのが、黒のワイドパンツとカーキ色のゆったりしたシャツ。

  やばい、今の男子の流行が分かんない。

  ダサいかな?大丈夫だよね?うん、大丈夫。

  私はカバンに本屋さんのマークが付いたエプロンと財布、スマホを入れる。

  結構時間かかったな。電車間に合うかな?自転車だし、平気か。

さ「あ、青葉!」

  家を出ようとしたところで、さとみさんに止められた。

 「何ですか?」

さ「これ、持ってけよ。」

  と、渡されたのは小さな紺色の巾着。

  中身を見ると、小さなおにぎりが二つ入っていた。

 「あの、これは?」

さ「さすがに朝ごはん食べないで仕事するのはきついかなって?」

  え、イケメン。やばい、マジイケメン過ぎて語彙力無くなる。

さ「俺、こんくらいしか作れないからさ笑。」

  いや、私は朝から推しのエプロン姿を見れたのと、おにぎりを作ってもらったということに

  とても感動しております。

 「ありがとうございます。めっちゃ嬉しいです。」

  私は、お礼をして玄関に向かった。

さ「いってらっしゃい。」

 「いってきます。」

  結局、電車には間に合わなかったが全然許せる朝だった。

 

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設定タグ:歌い手 , すとぷり , さとみ   
作品ジャンル:恋愛
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にゃんこ - 最後まで読みたかったです、とても残念です。 (2020年6月14日 17時) (レス) id: d0d3488705 (このIDを非表示/違反報告)
田中くん - あの、、めちゃめちゃ好きです!別な作品でもお邪魔させて頂いたのですが、、久しぶりに読んだらあああああってなってチロル様じゃん!ってなりました!さとみくん推しでしたよね。さとみくん落ち好きなのでじゃんじゃん素敵な作品お願いします!長文失礼しました (2019年9月22日 19時) (レス) id: a8e2d2bd4e (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - マイさん» あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(訳、ありがとうございます!嬉しいです。嬉し過ぎて語彙力と脳みそが溶けました) (2019年8月19日 8時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(訳、好きです。語彙力と脳みそが溶けてなくなりました) (2019年8月19日 0時) (レス) id: eba5ae128f (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - ぷりん丸さん» 感動していただいたみたいで嬉しいです。拙い文章ですが、宜しくお願いします。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑞樹チロル | 作成日時:2019年7月15日 16時

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