さとみ君の好きな人 パート３

第１０８話 ページ34

コメントがものすごい勢いで流れていく。

さ「俺たちは何言われても別れる気はありません。好きなのに別れなきゃいけないのは辛い。

　 それに、恋愛はその人個人の自由だと思うから。俺、星羅離す気ないからね。」

　「私もないよ。」

　 と、私たちがイチャコラしていると、コメント欄がすげーことになったｗｗ

　＞二人の世界に入るな〜ｗｗ

　＞やっと、付き合ったねｗｗ

　＞おめでとう！

　「おぉ、ありがとうございます。まぁ、付き合ったからってそんな大きく変わる事はない。」

さ「そうかもなｗｗ」

　＞変わらないんかいｗｗ

　＞それが二人らしいｗｗ

　「そうね、これからも二人らしく活動していくんで。よろしくぅ！」

さ「よろしくぅ！」

　「あ、それと歌ってみた公開しますので、そっちもよろしくぅ！」

さ「よろしくぅｗｗ」

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　「はぁ、安心した。」

　 私は椅子にぐったりともたれ掛った。

　 そんな私にさとみが頭を撫でる。

さ「な？俺らのリスナーはそんなやつじゃないし。」

　「そうだね。」

さ「俺、何があっても聖のこと、離さないから。」

　 何があってもか・・・何もなきゃ一番いいんだけどな

　「うん、何があっても離さないで。」

さ「ヤンデレ？」

　「ちゃうわ、アホ。」

さ「ごめんごめんｗｗ」

　 神様、あなたが意地悪じゃない事を願います。

　

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