甘くて危険な恋… (ページ3)

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紫「ただいま！」

「おかえりー！」

時間通りに帰ってきてくれて

紫「んまあ！今日の夕飯も最高やわー！」

ご飯も全部食べてくれて

「なあなあ、これ一緒にみない？」

紫「お、ええで？」

お願い事は聞いてくれて

不満なんて

ない。

けど

「なあ崇裕…」

紫「ん？」

「…久しぶりにシない？」

…なんで一瞬

困った顔するの？

紫「…ごめん、明日…早いからまた今度にしてくれへん？」

「…わかった」

紫「ごめんな」

…これだけでも

幸せって

分かってる。

キスだけでも

崇裕が

いるだけでも

幸せなのに。

抱かれなくても

愛されてるって

わかってるのに。

なんで

不安になっちゃうんだろう。

「…崇裕。俺のことすき？」

紫「…好きやで？」

「愛してる？」

紫「…うん」

「…ありがとう」

…愛してるって

言ってよなんて

そんな女々しいことなんか

いえない。

そんなことを言ったら

崇裕が離れてしまう気がして。

「なあ、ゲームせえへん？」

紫「なに？」

「これ！やらへん？」

紫「愛してるよ…ゲーム？なんやそれ笑」

「ルールはこうだって！負けたら罰ゲームね！じゃあまずは俺からいうからね！よーいスタート！」

紫「ちょ、待って！笑早すぎるって！」

崇裕

本当に俺のこと

愛してくれてますか？？

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