やっちゃった… ～ＡＲＳ～ (ページ6)

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Ｓside

やっと車が動き出した。

俺はバックミラー越しにニノの様子をうかがいながら、ギリギリのペースで車を走らせた。

ニノは前を握って、前かがみになったり、下半身をもぞもぞ動かしたり、相当やばそうだ。

俺は急いで目的地に急いだ。

そして１０分ほど車を走らせると、目的地についた。

「ニノっ！大丈……」

ニノは前を押さえて、目に涙をためていた。

よく見ると、ニノの座ってる椅子のシートがぬれていた。

俺は何をしているんだ…
途中から運転に集中しすぎて、ニノの様子をみることを忘れてしまっていた。

ニノは泣きながら

「…翔さっ…ごめんなさぃっ…俺っ…翔さんの車っ…汚したっ…大人なのにっ…我慢っ…出来なかったっ…ごめんっなさぃっ…」

と言った。

ニノ、何言ってんの？と思い
俺はすぐにニノの前に行ってしゃがみこんで、頭に手をおいた。
するとニノはうるうるな目で俺を見てきた。

「なに言ってんの？ニノは頑張って我慢したじゃん。それに、ニノだって人間なんだし、失敗することぐらいあるよ。大丈夫！ニノが謝ることなんてないよ？」

そう言うと、ニノはうるうるの目をもっとうるうるにさせてたくさん泣いた。
俺はニノの頭をくしゃくしゃっとして、

「俺スタッフさんから着替えもらってくるね。ここで待っててね。」

そう言うと、ニノはﾆｺｯっと笑った。
ニノが笑ってくれてよかった。

俺はスタッフさんに、ニノが具合悪くて吐いちゃったと伝えて、着替えを取りにいった。

そのあと俺が着替えさせて、無事撮影はできた。

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ぬっぴーです！
とりあえず１話は終わりましたが、どうですか？？
なにかあったらコメントしてください！

ちなみに私は春からｊｋです(*＾＾*)

リクエストありましたら書きます！！！