通知55 ページ9
Aが俺に嘘ついてまで男の子と出かけたりするのも初めてやねん。
大倉に映画のチケットあげたのはマルで、
「大倉、Aちゃん誘うんやって〜、ええなぁ〜」って
ポロっと亮ちゃんに零してんのたまたま聞いてしまってたから、ほんまは知ってた。
せやけど玄関で引き留められなかったんは、Aが完璧、恋する乙女の顔やったから。
Aは少しずつ変わり始めている。
俺も…そろそろ変わらなあかんのかなぁ…って。
忠「ほんまに、チャンスくれるん？」
章「おん、けどええか？
それはお前を信用してるからであって、
もしまたAを泣かすようなことがあったらその時は…」
忠「あーっ！分かった分かった！聞くだけで怖いからもうええよ…」
すると、大倉は何かを決意したかのように顔を上げた。
忠「俺…絶対Aちゃん大切にする！！もう二度と泣かしたりせえへん！！」
それはあまりの気迫で、
さっきまで泣いていた姿とは別人のようで思わずクスっと笑ってしまった。
章「うん……その前にAに嫌われてないとええけどな！」
忠「ちょっ、嘘やん！最後にそれ！？うわー、一気に萎えた！！ほんまにどないしよ！」
章「あはは！自業自得や(笑)」
実は部室でこんな話がされていた頃…
亮「……どーしよ…聞いてもーた…」
部室の外の廊下では、眉を下げてオロオロする錦戸亮がいた。
隆「ん？亮ちゃん何してんの、入らへんの？」
亮「しーっ！！…って何持ってんの」
隆「え、ジュース」
亮「イチゴオレばっか…」
隆「大倉が章ちゃんのイチゴオレ飲んでもーたって、大倉っ、泣いてたのよっ(笑)
かわええわーほんまに(笑)
あ、ちゃんと亮ちゃんにも、はい、バナナオレ」
亮「あ、うん……ありがとぉ…」
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あおきりん(プロフ) - 雷斗さん» コメントありがとうございます！おぉ！嬉しいお言葉ありがとうございます！男性の読者様にも楽しんで頂けているとは思いませんでした…嬉しいです、これからも頑張りますね♪ (2017年12月16日 20時) (
レス) id: c8914de1ee (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - ハチミツレモンさん» ありがとうございます、引き続きよろしくお願いします♪ (2017年12月16日 20時) (レス) id: c8914de1ee (このIDを非表示/違反報告)
雷斗 - 僕は男子なんですけど、楽しく見させてもらってます！続編待ってます！体に気を付けて、これからも頑張ってください！ (2017年12月16日 19時) (レス) id: 3d539c4143 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツレモン - 続編も楽しみにして待っています。これからも更新頑張ってください。(￣ー￣ゞ−☆ (2017年12月16日 16時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - じゅなさん» ありがとうございます、そう言っていただけると嬉しいです( ;∀;) (2017年12月15日 9時) (レス) id: 3be643d958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおきりん | 作成日時：2017年12月2日 23時
