通知52 ページ6
忠「あれ？今日はヤスのが早いのなぁ」
章「んー、無性に早くギター弾きたくなってもうて」
嘘、ほんまはいつも最初に大倉が部室に来てるの知ってたから、
それよりも先に来たら二人になれるかなって思って
チャイムの音とともに教室を飛び出して部室に駆け込んだ。
忠「ふーん……ヤスは彼女居らんの？」
章「ふふっ、知ってるくせになんちゅーこと聞くねん」
忠「えー、隠してるだけでほんまは他校に居るとかないのー？(笑)」
章「そういうお前はどうなの、彼女居るの？」
忠「何言うとんねん、居らん居らん(笑)」
そう言うと窓際でポッケに手を突っ込んで足を組み、
スマホにさしたイヤホンを片耳にはめて何やら操作し始めた。
それだけで絵になるからほんまにかっこええよなぁ。
章「好きな子とか居らんの？」
その一言に大倉の目が反応したのを俺は見逃さなかった。
忠「…どしたん？急に」
いつもの笑顔でかわそうとしてくるけど、そうはさせへん。
章「いや、あんなぁ？好きな人出来たらしいんよ」
忠「ん？ヤスが？」
章「ううん、A」
忠「…………へぇー」
うわ、絶対気になってる。
こうやって見てると大倉って意外と分かりやすいねんな。
章「Aと大倉って同学年やろ？せやから大倉も好きな子居るんかな〜って」
忠「そこ別に関係ないやろ…学年一緒でも好きな人居らん子も居るやろ」
章「そうかなぁ、恋多きお年頃やん？」
忠「なんなん？今日変やで」
あくまでも俺には隠すつもりか…。
まあ俺がAのこと溺愛してんの知っとるからな。
章「昨日、A熱出して倒れてん」
忠「はっ！？……あ、」
ここで大倉が一番大きな反応を見せて確信した。
Aが言ってた大倉くんは、やっぱり大倉のことや。
じゃあAはほんまに大倉のこと…。
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あおきりん(プロフ) - 雷斗さん» コメントありがとうございます！おぉ！嬉しいお言葉ありがとうございます！男性の読者様にも楽しんで頂けているとは思いませんでした…嬉しいです、これからも頑張りますね♪ (2017年12月16日 20時) (
レス) id: c8914de1ee (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - ハチミツレモンさん» ありがとうございます、引き続きよろしくお願いします♪ (2017年12月16日 20時) (レス) id: c8914de1ee (このIDを非表示/違反報告)
雷斗 - 僕は男子なんですけど、楽しく見させてもらってます！続編待ってます！体に気を付けて、これからも頑張ってください！ (2017年12月16日 19時) (レス) id: 3d539c4143 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツレモン - 続編も楽しみにして待っています。これからも更新頑張ってください。(￣ー￣ゞ−☆ (2017年12月16日 16時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - じゅなさん» ありがとうございます、そう言っていただけると嬉しいです( ;∀;) (2017年12月15日 9時) (レス) id: 3be643d958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおきりん | 作成日時：2017年12月2日 23時
