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あれからしばらく時を得て ようやく私は入部した 。
桜「 ママママママ?!! 」
『 桜木花道だ 』
桜「 俺を知ってるだと?・・さすが天才バスケットマン 」
桜木花道が驚くのも仕方あるまい 。彼がバスケ部に入ってすぐ 、女バスは2年の先輩が部室で喫煙してるのがバレてしばらく体育館を使えなかったのだ 。
幸運にも体験入部の間は面倒くさがって行かなかったため 、走り込みと筋トレを繰り返していた友人達を横目に帰って公園でバスケをすることができた 。
そして体育館が解禁された今日 、入部して来たのだ 。
外練をこなしてた友人には さっきから悪態を吐かれてるけど 。
桜「 俺を見て微笑んでいるだとぅぅぅううう!!でっでも おおお俺には晴子さんが! 」
流「 ドアホウ 」
『 流川楓までいる! 』
こっちは体育館に行く途中の洋平君と毎日のように話してたから 、桜木花道の周辺事情は大まか把握している 。
キャプテンゴリの妹が好きだとか 。
けど二人は私のことを知るはずもないので 自己紹介をする 。
流「 知ってる 。隣のクラスだろ 」
桜「 キュキュキュキュー組のマード 、ん? 窓ん? あっ!マーメイド!!」
ちょっと桜木花道は何を言いたいのかわかんないけど 、知っててもらえたのは嬉しい 。
『 練習試合出たんでしょ!!仙道彰どうだった? 』
「 あんたそれでしょ 目当て 」
これまた同中の葵こと普通に葵が 呆れたと口に出して笑ってる 。
『 自分だって知りたいくに 』
「 私見に行ったし 」
「 流川くんでるんだから見に行かなきゃね 」
いつの間にか 流川くん呼びになってるし 、この流れなら私以外の4人で見に行ったに違いない 。
私を誘ってくれてもよかったじゃん!!
「 バスケ部じゃない人をわざわざ誘いませーん 」
『 うっっっわ 』
毎日笑顔で外周に行くのを見送ってたことを根に持ってるに違いない 。
生憎 私には友と呼べるのはこの4人しか人生の中で出会えていないため ムカついても友達を辞めることはできない 。
『 全力で1on1で負かしてやる!』
「 別にいつものことじゃん 」
「 やめて洒落にならん 」
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もも - シルビア★姉貴さん» 連投やめてください (4月22日 15時) (レス) id: 8826ef9895 (このIDを非表示/違反報告)
花ちゃん(プロフ) - みずきさん» 別の作品と間違えて消してしまったので、新しく影山の物語を作成しているところです。お楽しみいただいていたのにご迷惑をおかけして申し訳ありません。 (2023年4月5日 7時) (レス) id: ebe1af7d46 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - あのー、影山飛雄が一番かっこいい!はどこ行ったんですか? (2023年4月4日 12時) (レス) id: 76044cacdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花ちゃん | 作成日時:2023年3月6日 8時