14 ページ14
.
その日はそのまま救急車を呼ばれ 、血を流して倒れた流川楓や 怪我だらけの喧嘩した男子ではなく 、首を動かせない私だけが運ばれた 。
一応みんな病院には行ったらしいと 、なっちゃんが翌日連絡をくれた 。
次の日は大事をとってお休みをして 、一日開けて体育館にやって来た 。
『 なんか久々な気がするー 』
木「 は 花城さん... 」
声がして振り返ると メガネさんが私を見て眉を下げる 。
『 こんにちは 』
桜「 Aさん？！！」
声が聞こえたのか体育館から顔を出してくれる花道君 。
桜「 Aさんーーーー！！」
ビューッと涙を前に飛ばして泣く 花道くん 。
声が大きすぎて 他の人たちも集まってくる 。
まだ練習が始まる時間じゃないから そんなにいないけど 。
「 花城！」
「 A 」
みんな同じように私を見て固まる 。
まぁ 、仕方ないか 、、
「 首！」
ちずが私の首につけられたサポーターを見て驚いている 。
『 あははー 。１週間は絶対つけろって言われちゃった 』
「 バスケは2しゅ『 あー！！何でもない！なんでも！』
一緒に病院に行ったなっちゃんがベラベラと話すもんだから 慌てて被せる 。あんなに言わないでって言ったのに 、秒で口を滑らすなっちゃん 。
「 A 、手... 」
そう左手も捻っていて 、サポーターとテーピングで固定している 。
桜「 ぅおい 流川ぁああああああ！！」
「 流川ならまだ来てねーぞ 」
『 花道君落ち着いて 、怪我治ったら私が蹴飛ばすから 』
桜「 Aさん！」
と言うか 、彼はガーゼや絆創膏をつけているだけで バスケをもう始めているようだ 。
私より外傷は酷かったはずなのに 、男バスは喧嘩した人全員元気にやってるらしい 。
『 男子が羨ましい 』
「 急に何やってんの 。今日はボール触るの禁止 。手伝うのも禁止 。タイマーだけやってな 」
『 えーー 』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 151人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも - シルビア★姉貴さん» 連投やめてください (4月22日 15時) (
レス) id: 8826ef9895 (このIDを非表示/違反報告)
花ちゃん(プロフ) - みずきさん» 別の作品と間違えて消してしまったので、新しく影山の物語を作成しているところです。お楽しみいただいていたのにご迷惑をおかけして申し訳ありません。 (2023年4月5日 7時) (レス) id: ebe1af7d46 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - あのー、影山飛雄が一番かっこいい！はどこ行ったんですか？ (2023年4月4日 12時) (レス) id: 76044cacdf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花ちゃん | 作成日時：2023年3月6日 8時
