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宮「 プッ 」
声の方を見ると 、男バスの部室の入り口で肩を震わせて笑っている宮城さんと目が合った 。
「 あんた欲張りすぎじゃない？ 」
女バスの部室も空いたと思えば 、なっちゃん達が顔を出して「 先輩を舐めすぎだ 」と非難される 。
いや！私にはそれくらいの権利ある！！
三「 そんなことないさ 。寧ろ優しすぎるくらいだ 」
困ったように笑う三井さん 。
「 先輩がいいなら 、、」
と 、友人達は顔を赤らめて部室に戻っていった 。
『 あ 、でも 、試合は出てください 』
三「 あ？ でも 」
『 だってこれが最後の大会ですよね？ 』
宮「 いーや？ あ でも人によっちゃ最後だけど 、選手権まで三年は出られるぜ？ 」
三「 俺 、残るつもりだし 」
『 でも 最後のインターハイですよ？ 三井さん出られなくて負けたら話にならないじゃないですか！』
困ったな 。と 小さく呟いて 、少し照れて表情で私を見る 。
宮「 大丈夫ッスよ 。まだ出られるかもわからないですし 」
三「 宮城てめぇ 」
ケタケタ笑って 逃げ回る宮城さん 。
今日の練習を見てた限り 、三井さんが試合に出られないなんてことはないだろうけど 、まだ確実にレギュラーとも決まってないのも事実 。
『 じゃ 、ちょっといいご飯奢ってください 』
三「 わかった 。デート楽しみにしてる 。早く治せよ 」
私を惚れさせたいのかと思うレベルで爽やかな笑顔で微笑まれた 。
『 デ デート.... 』
固まってる私を面白がりつつも 、ちゃんと怪我が治るまでは安静にすることを誓わされた 。
三年生って2年しか変わらないのに だいぶ大人だ 。
宮「 んじゃ 、俺らはこれからデートなんで 」
『 ？！！！』
そそそそそそそそそそそそそれは聞きてないですよ！！！
『 かかかかか帰るだけじゃ？ 』
宮「 それも立派なデートっしょ？ 」
悪戯く笑う宮城さんは 、私の息の根を確実に止めに来た 他校のスパイかもしれない 。
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もも - シルビア★姉貴さん» 連投やめてください (4月22日 15時) (
レス) id: 8826ef9895 (このIDを非表示/違反報告)
花ちゃん(プロフ) - みずきさん» 別の作品と間違えて消してしまったので、新しく影山の物語を作成しているところです。お楽しみいただいていたのにご迷惑をおかけして申し訳ありません。 (2023年4月5日 7時) (レス) id: ebe1af7d46 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - あのー、影山飛雄が一番かっこいい！はどこ行ったんですか？ (2023年4月4日 12時) (レス) id: 76044cacdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花ちゃん | 作成日時：2023年3月6日 8時
