青葉城西、新人マネージャー入ったってよ 3 【ハイキュー】

マネージャー 144 ページ46

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及「 Aぢゃああああん 」

体育館に入ってくるなり 、一番奥のコートにいた私のところに飛んできた 主将 。


『 なんですか 』

雀「 何なのこの温度差 」
雪「 やっぱり 及川くんはイケメンだね 」


一緒にネットを張ってた 先輩達は一言ずつ言い残して 去っていった 。

いや 、イケメン言っても 完全に引かれてるじゃん！



『 どうしたんですか 』

チラチラ会ってるんだけど 、謎に久しい 及川さん 。

及「 何で起こしに来てくれないのー 」

『 ・・・・はい？ 』

何で私が及川さん起こさないといけないの

及「 何で勝手に起きていなくなるのー 」

『 ・・・・・ちょっと意味がかわらないです 』

何で次は起こされなきゃいけないの 。

及「 何でご飯一緒に食べてくれないのー！」

『 昨日の夜 一緒に食べたじゃないですか 』

及「 違う違う違う！朝！！
こんなにずっと一緒にいられるのに 、物理的に遠かったらいみないじゃん！！ 」


『・・・・・ 』


なに 、この人 バカ怖いんですけど 。


花「 及川 ヤメロ 。Aが怯えてる 」

溝「 浜名 、あんまコイツに近づくな 。
危ないから今日は全体のサポートに回ってくれ 」

及「 えっ？！」

国「 昨日及川さんが駄々こねたから 、Aさんを青城に戻すって 」

岩「 マネージャー 一人いれば大丈夫だろ 。そもそも他校のサポートとして 多めにマネージャー来てくれてるんだし 大丈夫だ 」

松「 コイツの近くにいる方が危ないだろ 」


生きる屍 という 矛盾に化した及川さんを 岩泉さんが 無理矢理起こす 。

及「 モ ウ 、オ レ ム リ 」


花「 可愛く応援の言葉送って さっさと離れろ 」

コソリ 。と耳元で 花巻先輩が言った 。

これは 三年生の私への 優しさか？！
なんて 後輩思いで 、なんて カッコいい先輩達なんだ！

それに応えなければ！




『 及川さん 』

ズズっとあげた顔は 、及川さんの顔面偏差値だから まだ見ることができるというレベルで 、お世辞にも美しくはない 。

『 ちゃんと見てるんで 、かっこいいところ見せてくださいね 』

及「 Aちゃん！ 」

花「 はい 、危ない 。回収 」

及「 及川さんだけ見ててね！ 」

『 がんばります！』




国「 ウソだらけっすね 」
松「 あいつが頼まれずに あのあざとさを勝手に使い始めたら怖いな 」
花「 間違いなく 全世界の男は死ぬな 」



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