シスコン少女は変わりたい。【狼ゲーム】 (ページ44)

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よんさんページ44

サトル「て、適当なこと言うなよ！

そんなこと記憶にない！」

遂には、不祥事を起こした政治家みたいな事を言い出したサトルさん。

あーあ、潔く認めちゃえばいいのに。

チエ「私にははっきりありますけど…。」

サトル「う、うるさい！」

チエ「本当に記憶にあるのに…。」

すると今度は、タケオさんが意味ありげに「思い出した…！」なんて呟く。

全く、皆勿体ぶるのが好きなのか？

タケオ「そういえば、俺が腹を下す前…。
サトルさんがコーヒーを持ってきてくれたんだ…。」

リンタロウ「それにもしかしたら下剤でも入ってたのかもね♪」

『………。』

いやいや、流石に皆警戒心なさすぎじゃ無いだろうか。

生存本能働いてないんじゃないか？

サトルさんと序盤に一緒に行動して、ある程度親交が深まっていたであろうミホさんならギリ分からんでもない。

けど、ほぼ喋ったこと無いであろう、信用もしていない他人から飲み物を受け取ったタケオさんは、きっとただのあほなんだろう。