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さんぜろ ページ31

マキ「ね、ねぇ。琴乃ちゃん。
傷口が無いって、どういうことなの?」





『え、あー、パス。
説明めんどいから、その辺はユキくんに聞いて。』



ユキナリ「えぇっ!?俺!?」



リツ「おいユキナリ、どういうことだ?」



ユキナリ「え、いや、あの、俺まだ分かってない…、」



え、まだ分かってなかったのユキくん。
嘘でしょユキくん。
やっぱ変な所で鈍いなユキくん。









…うん。
こっちからはどんまいとしか言いようが…。



マキ「早く教えて!ユキナリくん!」



ユキナリ「いやっ、琴乃ちゃんが分かる…、」



『あはは、ユキくんどんまーい!』





説明が面倒くさかったから、ダッシュで逃げた。










ユキナリ「琴乃ちゃぁぁぁぁん!!!」



植物室から私の名前を呼ぶ声が聞こえた気がするが、気の所為だということにする。








ユキくん、君はいいヤツだったよ…。



















私はユキくんの分まで、暇つぶしに新村くんに会いに行くよ…!

さんいち→←にきゅう



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作者名:ハチミツころっけ | 作成日時:2024年3月15日 16時

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