シスコン少女は変わりたい。【狼ゲーム】 (ページ17)

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いちろくページ17

虹色君「まぁまぁ、落ち着いて♪

年下相手にそんなに熱くなっちゃダメだよ♪

喧嘩なんてしたら、ゲームの主催者の思うツボ、じゃないかなぁ♪」

おお、ここに来てやっとマトモな意見が出た気がする。

うん。PC君と猫耳ちゃんと虹色君、あと美少女ちゃんは優秀な人材だなぁ。

『うーん、それは確かに、虹色君の言う通りだね。

うん、さっきはゴメンね？警察サン。仲直りしよっか！』

警察「チッ…。お前は黙っとけ。」

『ありゃりゃ、嫌われちゃった♪』

笑顔で私の利き手である左手を差し出してみるも、警察サンは舌打ちして私の左手を右手で払って一蹴した。

うん、左手差し出した私も悪いかもだけど、態度悪ぅ。

巨乳美少女「み、みんな仲良くしよう！

みんなで力を合わせたら、きっと出れるよ！」

猫ちゃん「そういうフラグ立てるヤツって早めに死ぬよなー。」

巨乳美少女「ふ、フラグ…！？」

『大丈夫だ美少女ちゃん。
君は私が守る。』

巨乳美少女「そ、そか…ありがとな。

と、とにかく！仲良くしようや！」

『うんうん、やっぱりそうだよねぇ。やっぱりみんなで仲良くした方がゼッタイ良いもんねぇ。

誰だろうなぁ、こんなところで喧嘩しようと煽りまくってたヤツは。』

警察「どう考えてもお前だろ！」

『てへ。』

帽子イケメン「そこ、ちょっと話戻すけどよ…。」

警察サンと私が楽しく談笑して話が脱線してしまったため、帽子イケメン君が軌道修正してくれるらしい。

優しいなぁ。どっかの誰かとは大違いだね。うん。

帽子イケメン「仲良くするにしても、狼は誰かを殺すかもしれないんだろ？」

カメラちゃん「ま、まさか本気で殺そうとか思ってないでしょ！」

『うーん、結局の所、どうなんだろうね？

殺すか殺さないかは、狼の人に善の心があるかどうか、じゃない？』

軽く狼の人に牽制を掛けておく。

…でも、ウルフ達がルール説明の時に嘘を付いた、って可能性も無きにしもあらずか。

あっち側に嘘を付くデメリットこそ、ないもんね。

ヤブ医者「で、でも…狼も羊を殺さなければ処刑されるんだろ？」

あ、そうそう。
たとえば、このルールとかね。