大きな桜の木の下で？(１) (ＪＵＭＰｘＪＵＭＰ)６人組シリーズ(４)

＝はちコマ目＝ ページ8

「ずっと笑っていて？・・ね、いのちゃん。」

いのちゃんは、オレにぎゅーっと抱き着いて

「大ちゃん、ありがと・・。大好き・・。」と言った。



抱きしめ合っているオレ達を夕陽が照らしている。



「いのちゃん、そろそろ、ありお“かえろ〜”。」

と明るく言ったオレに



いのちゃんは「うふふ。」と笑って

少し屈んで・・

いのちゃんが、オレの口に

軽く・・ちゅっと・・キスした＿＿＿＿＿＿。





「い、いのちゃ・・
　今・・オ、オレの・・口に・・キッ＿＿＿。」


両手で口を押さえ動揺しているオレ。




いのちゃんは、真っ赤な顔で

「しらないよぉ・・。」

と・・小さい声で可愛く言った。





また、オレの気持ちが溢れ出して止まらない＿＿＿。


「い、いのちゃんっっ！！
　オレ、いのちゃんがっ大好きだぁぁあぁっ！！！」

と大声で叫ぶ・・と＿＿＿＿。




体育館の屋上のドアが

バ―――――ンッッ！！と開いて


「声、でけぇーわっっ！！」

って・・山ちゃんのナイスツッコミに

いのちゃんとオレは顔を見合わせて笑った＿＿＿＿＿。





「あぁ〜、良かった。
　無事、仲直りしたんだね。」と知念。

「ホント、良かったね。ちぃちゃん。」と雄也。

「ナイスツッコミの
　涼ちゃんも可愛いなぁ〜。」と、おい、裕翔っ！！





６人で、顔を見合わせ笑い合う・・

秋の夕陽が、オレ達６人を照らしていた＿＿＿＿＿＿＿＿。



＝おわり＝

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