=やさしさ・16= ページ42
あれから僕の家に行って
僕が急いで支度をして
今、雄也と2人学校に向かっている。
静かでのどかな通学路
もう・・一時限目が終わる頃・・。
「雄也、ごめんね。・・遅くなっちゃって
学校着くの・・二時限目になっちゃうね・・。」
「ふふ・・いいよ、そんなの・・
あのさ・・ちぃちゃんさ_____。」
「ねぇ・・雄也・・。」
「ん?」
「あのね・・雄也・・
これから、ずっと・・侑李って呼んで?
・・ちぃちゃんじゃなくて・・僕の事
侑李って呼んでほしい・・。」
雄也は僕を見つめ、目を細めて笑い
「うん、わかった。
・・侑李、手つないでいい?」
雄也は、僕の前に
大きな・・やさしい手を差し伸べてくれた。
「うん___。」
小さくて頼りない僕の手を
雄也の大きくてやさしい手が包み込んで
そっと手をつなぎ
僕達は歩き出す。
体の奥が、心の奥が
温かくて、嬉しくて
また、涙が溢れて来る。
僕は笑いながら涙を零し
雄也を見つめた。
つないだ・・やさしい手を離さない
離したくないよ・・雄也___________。
しっかりと・・ぎゅぅっとつないでいよう。
やさしい手を、ありがと・・雄也。
=おわり=
517人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あひる(プロフ) - 優子さん» わぁぁ〜い!優子さんのコメントだぁ!!ありが太陽!!嬉しいです( *´艸`) (2017年2月15日 19時) (レス) id: 6803c45da5 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。おまけのお話し良かったです。侑李君可愛い~ (2017年2月15日 19時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さん、コメントありがとうです!!おまけまでどうぞよろしくですっっ!! (2017年2月5日 21時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。侑李君嬉しそうだね。雄也君と裕翔君と涼介君と大ちゃんと慧君優しい~ヤバい~ (2017年2月5日 21時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さんっ!いつもありがとうですぅ〜!!すごく支えになります!!これからもよろしくですっっ!! (2017年2月2日 18時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あひる☆ | 作成日時:2016年12月11日 14時