=やさしさ・15= ページ41
僕は、ベッドに座って
支度しようとしている雄也を見てる。
雄也が
「・・ちぃちゃんさ・・。
オレ、今から着替えるけど・・平気?」
と優しく聞いてくれた・・。
「うん、平気だよ・・。
でも・・恥ずかしいから、外・・見てるね。」
僕は窓の外を・・見つめる。
冬の澄み切った青い空____。
・・なんだか・・ふと、
雄也に・・触れてみたいな・・って思ったの・・。
ゆっくりと振り返ったら
雄也は、気を遣って後ろを向いて
着たまま寝てしまったニットのカットソーを脱いで
制服のズボン1枚だった____。
僕はふらりと雄也の背中に近寄って
おずおずと震える手で・・
雄也の肌に触れた_______。
雄也は驚いて振り向き、僕を見つめた。
「雄也の背中・・綺麗だね・・。
雄也の肩も、腕も、胸元も・・
とっても・・綺麗_______。
いつか・・僕と、僕の肌と・・触れ合うこと
出来ると・・いいな_____。」
雄也は僕を優しく見つめ、微笑み
「うん・・そうだね、侑李。」
手を伸ばし僕の頬に優しく触れ
撫でてくれる・・・。
と______。
「お〜〜〜い、お2人さぁ〜ん。
ホントに、遅刻しますよぉ〜〜。
お邪魔してすいませ――ん。部屋のドア
開けっ放しですよ〜〜い。」
と、入り口から裕翔に声を掛けられ
雄也が時計を見て
「やっべっ!!」と急いでYシャツを着て
また、支度を始めた。
裕翔が元気よく
「オレ、涼ちゃん家寄って行くから
先、行くね〜。大ちゃんといのちゃんに
言っとくから、2人でゆっくり来て?」
と、裕翔は階段を降り・・・
玄関のドアの閉まる音がした___________。
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あひる(プロフ) - 優子さん» わぁぁ〜い!優子さんのコメントだぁ!!ありが太陽!!嬉しいです( *´艸`) (2017年2月15日 19時) (レス) id: 6803c45da5 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。おまけのお話し良かったです。侑李君可愛い~ (2017年2月15日 19時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さん、コメントありがとうです!!おまけまでどうぞよろしくですっっ!! (2017年2月5日 21時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。侑李君嬉しそうだね。雄也君と裕翔君と涼介君と大ちゃんと慧君優しい~ヤバい~ (2017年2月5日 21時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さんっ!いつもありがとうですぅ〜!!すごく支えになります!!これからもよろしくですっっ!! (2017年2月2日 18時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2016年12月11日 14時