=やさしさ・11= ページ37
苦しかった気持ちが
止めどなく溢れて言葉になって行く___。
「何度も、何度も想ったんだ・・。
こんなに汚い自分は消えてしまえばいいのに・・
辛くて苦しい気持ちと一緒に・・全部__
消えて無くなってしまえばいいのにって・・
ずっと、ずっと想ってた____」
いつも優しい話し方で大きい声を出さない雄也が
「侑李っっ____。」
・・僕の名前を叫んで・・僕の肩を強く掴んだ___。
「ゆ・うや・・?」
驚いた顔をして、僕は雄也を見つめた・・。
___雄也は・・泣いて・・た____
「ご、ごめん・・。
大きな声出して・・ごめんね。
・・消えてしまわないでよ・・オレが居るのに
オレじゃ・・頼りない?ちぃちゃんの事
丸ごと包んで守りたいんだ。オレじゃダメかな?
・・ねぇ・・オレは無力なのかな____。」
ボロボロと雄也は泣いて
涙の雫が僕の頬に落ちてくる・・・。
寒い寒い冬の風が吹く___。
ひんやりとした風にあたった涙は
冷たいはずなのに・・
「どうしてこんなに・・雄也の涙は温かいのかな・。
・・雄也が居るだけで・・僕は____
生きている価値を・・見出せるよ。」
ひんやりとした冷たい風が吹いて
2人の距離を近付ける
「雄也に・・辛い想いさせたくないし
苦しめたくないよ。・・でもね・・
わがままな僕が、雄也を離したくないの・・
辛くて辛くて・・助けてって・・ずっと想ってた
・・ごめんね・・ごめんね雄也____。」
517人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あひる(プロフ) - 優子さん» わぁぁ〜い!優子さんのコメントだぁ!!ありが太陽!!嬉しいです( *´艸`) (2017年2月15日 19時) (レス) id: 6803c45da5 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。おまけのお話し良かったです。侑李君可愛い~ (2017年2月15日 19時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さん、コメントありがとうです!!おまけまでどうぞよろしくですっっ!! (2017年2月5日 21時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。侑李君嬉しそうだね。雄也君と裕翔君と涼介君と大ちゃんと慧君優しい~ヤバい~ (2017年2月5日 21時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さんっ!いつもありがとうですぅ〜!!すごく支えになります!!これからもよろしくですっっ!! (2017年2月2日 18時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あひる☆ | 作成日時:2016年12月11日 14時